ワークショップ2


        地域ネットの組織強化を考える
              〜組織を強化する〜




コーディネータ  
  小池 浩   メロウ倶楽部 幹事
 論点 
   (1)活動目的が明確に示され、統一した意識下で進められているか。
   (2)会員が役割分担とその責任を認識しているか。
   (3)活動を裏付ける財政基盤は確立しているか。
事例発表     
  塩見 信雄  シニアネットひろしま理事長
      キーワード 「限りなき前進が、信頼を得る」
      内部活動
       シニアが出来る事を地道に掘り起こし、自助自立の形で進める。
       可能な事から始め、決して無理をしない。
       組織はレベルの低い方に合せ、理解出来るまで教える。
       資金作りも出来る人が出来る事をやり、金が無いと出来ない事は諦める
       各自の行動内容が会員全体で認識している事。(情報の共有化)
      外部活動
       産、官、学が一体化された活動形態を志向する。
事例発表    
  森谷 良三  DIYヘルプ 代表
       住宅の改造をボランティアで実施する集団を作り、実施。
       地域密着型改修工事を核とし、結果的にパソコンの普及に寄与。
       NPOも取得したが、功罪いずれの場面もあり、目的と合致した場合に
       取得を志向すべき。


討議の内容とそのまとめ
     〜活動目的の明確化〜  
     「徹底的にサポートして落ちこぼれのない組織」と「目的に賛同し積極的に
      行動してくれるメンバーによる意識集団」と言う二つの異なった組織強化
      の手段がある。  いずれが良いかは、会の目的との関連で決まる。
     〜責任と役割分担の認識〜
      “組織を作る”のではなく、“意識を作る”
      均一平均型の役割分担ではなく、少数の強い指導力がキーになる。
     〜財政基盤の確立〜
      ギブ&テイクによる収入
      行政の補助、企業の援助をこまめに調べ確保。
      パソコンを利用した仕事の下請(企業のHPのサポート等)
     〜自治体関係官庁との連携〜
      学校、郵便局、公会堂などの活動拠点の確保
      広報活動、機材調達の活動に直接参画。
      金銭、物質的援助ではなくても役所の利用価値はある。

次に繋げる為に。
     シニアの求めるネット活動を推進する為には、個々のグループの大同団結が
     必要である。 その為にもまずこの「ワークショップ 2」の20人がメー
     リングリストにより仲間を作り、互いの悩みを共有し補完し合いながら一つ
     の輪にしたい。
     ジャンプシニア(愛知)新見氏の音頭により、グループを結成する。
     (即日結成され、通信を実施中)