みなさん、こんにちは。（長文）

以前にもウイルスはいたのでしょうが、此処のところ NIMDA, BADTRANS.B,
KLEZ と石川五右衛門じゃないが、世にウイルスの種は尽きまじ・・なんて
よく次々と出て来るものですね。

今回は「初心者にもわかるウイルス対策」として、この部屋を訪れるシニア
初心者Ａ氏の場合を想定してウイルス対策を纏めてみましょう。

○ Ａ氏のパソコンの通信環境
プロバイダ・・ニフティ
プラウザ・・・Internet Explorer Ver.6
メーラー・・・Outlook Express
通信ソフト・・NIFTY Manager

Ａ氏は、1999年11月1日以前に、旧NIFTY-Serveの会員となり現在に至っ
ている。フォーラムへは使い慣れた通信ソフトの NIFTY Managerで巡回
している。勿論 FMELLOWにもアクセスし積極的に書き込みをしている。

インターネットへはパソコンに元々付属の Internet Explorerで趣味の
旅行関係のサイトを国内・国外を問わず訪問して、次の計画を練ったり
宿や飛行機の予約等に利用している。メールは NIFTY Managerでも出来
るのだが、友人の薦めもあって Outlook Express を使っている。

ところが降って沸いたようなウイルス騒ぎ、根が几帳面なＡ氏はウイルスに
感染するのではと、戦々恐々の毎日である。こんなＡ氏にアドバイス・・・

１．Outlook Express のプレビューウインドウを表示しない様にする。

ウイルスは通常メールの添付ファイルの形で侵入を図るが、種類に
よってはウイルスのダイレクトアクション活動でメールを開いただ
け(プレビューだけでも。添付ファイルを開かずとも)で感染する場
合があるので・・・

・プレビューウインドウを非表示にするには・・・
Outlook Express 初期画面のメニューの「表示(V)」→「レイアウ
ト(L)」と順にクリック。現れた「ウインドウのレイアウトのプロ
パティ」ダイアログのプレビューウインドウ項目の「プレビュー
ウインドウを表示する(P)」のチェックを外し、ＯＫをクリック。

・メールの開き方は・・・
今まで見えていたプレビューウインドウが隠れ、全部メールのタイ
トル行のみ表示される。メールを開く場合は、該当のタイトル行を
ダブルクリックする。

・メールの捨て方は・・・
タイトル一覧から怪しいと思われるメールのタイトルを選ぶ。シン
グルクリック。(間違ってもダブルクリックしない様に) タイトル
行を反転文字としてツールバーの「削除」ボタンをクリック。
するとそのメールが「削除済みアイテム」フォルダに移動するので
その「削除済みアイテム」フォルダを右クリックし現れるメニュー
の <「削除済みアイテム」フォルダを空にする> をクリック。

２．市販のアンチ・ウイルスソフトを購入、インストールする。

・私メの独断と偏見で申せば TREND Micro社の「ウイルスバスター
2002」が、初心者にはお奨め。インストールの方法は付属の取扱い
説明をよく読むこと。インストールが済んだら「ユーザー登録」を
必ず行って置くこと。１年間はアップデート(新しいウイルスが見
つかったらパターンの更新)の案内がされる。

・ニフティでは、 http://www.nifty.com/mail/virusbuster/ で「ウ
イルスバスター for @nifty Mail」と云って月当り\200で、メール
に添付されたファイルがウイルスに感染していないかチェックを行
うサービスがあり、受信時だけでなく、送信時にも対応しているの
で手間要らずのサービスだが、旧 NIFTY-Serveの会員種別で NIFTY
Managerなどの通信ソフトを使ってフォーラムにアクセスしている
Ａ氏のような向きには、このサービスが受けられない。

会員種別を変更すれば、このサービスを受けられるが、今度は通信
ソフトが使えなくなる・・・不都合がある。

３．それでも不安な方の為に・・・メールサーバー (ニフティで云えば
pop.nifty.com )上で、ウイルス等メールを削除するソフト「 Delete
On Server」がある・・・以前この部屋で、ＤＯＺＥさんがご紹介下
さったもの・・・

・ http://homepage1.nifty.com/sutak/soft/net.html からダウンロ
ードをし、インストールする。ダウンロードをするファイルには自
己解凍型があるので、これがお奨め。

・ダウンロード、インストールしたら、設定をする。
例) NIFTYの場合
POP3サーバ名　pop.nifty.com
接続ユーザ名　ABC98765 ← ご自分のＩＤ
パスワード　　Password ← ご自分のパスワード
APOPに対応しているので窓にチェックを入れる。

・使い方は下記のＵＲＬを参照のこと。
http://www.jcom-zaq.jp/faq/mailfaq/mailfaq19/delonsrv/delonsrv.htm

４．ウイルス・メールの見分け方・・・

通常は添付ファイルが付いているのでこれに着目。見知らぬ相手先から
のメールは疑って掛かる。タイトル行の空欄のものや「Re:」だけのも
の、誘うような英文のものなどなど。
http://www.trendmicro.co.jp/ のサイトには情報が掲示されているの
で時々閲覧をしておく。

また、WINDOWS UPDATE も時々行っておくこと。

09:47 PM 02/06/23(Sun)　岡部の(小澤治)

岡部の(小澤治)さん

　ありがとうございます。非常によく分かりました。

> ４．ウイルス・メールの見分け方・・・
>
> 通常は添付ファイルが付いているのでこれに着目。見知らぬ相手先から
> のメールは疑って掛かる。タイトル行の空欄のものや「Re:」だけのも
> の、誘うような英文のものなどなど。

　ですね。でも最近、親しき友からもウイルスメールが来ます。
　これご本人の責任ではない、例の「なりすまし」なのですね。
　ただ「なにぃ。彼女らしくもない英語のタイトルなんかつけちゃって」と思っ
たら案の定、なりすまされていた。

　また、ちょっと、メールアドレスのよく読み取れないところへメールを出して、
しばらくしたら「User unknown」というタイトルで「 postmaster」と名乗る
人からメールがきた。「ああ、やっぱり−−−」と開こうとした。さっそく、ア
ンチウイルス君から警告が。

　あぶない。あぶない。テキは、あらゆる手練手管で、忍び寄っていますね。

岡部の　さんがまとめて頂いたことで「そのとおりです」と申しあげます。（私もずぼらだなあ）
私も初心者の仲間です。私がやっている基本的なことは
１　ウイルス対策ソフトを入れてそのアップデートを一週間に一回必ず手動で行う。（経験的に一週間一回程度のウイルス定義アップデートが行われているようです）
２　ウイルス定義をアップデートした後メール等を収納するＣドライブを手動でウイルス対策ソフトから全スキャンをする。
３　Outlook Expresはプレビュウをしない設定にしアドレス帳は空にしておく。（そんなに多くないのでフロッピーにとっておく）
４　怪しいメールがあった場合は接続したまま削除しすぐ接続を切りハードディスクの全スキャンを２回する。
５　ウイルスが見つかった場合ウイルスソフトの「削除」を手動で迷わず選択する。（古いソフトにはこの選択があった）
６　発信元が友人の場合電話で「怪しかったので見ないで削除した」と連絡する。
７　ウイルスが見つかった場合（遅いが）古いパソコンに切り替えウイルスの料理方法を考える。（私の場合）

以上が基本的に行っていることです。不完全かもしれませんがこれで他に迷惑をかけるのは相当程度防げると思っています。皆さんのご批判を待っています。
考えてみればウイルス対策としてウイルスソフトのアップデートやＯＳのアップデートがあるのはどこかでウイルスの被害があったからでしょう。
まったく新しいウィルスを送られたらＯＳ、ウイルスソフトのアップデートでは防げないと思っています。
マイクロソフトその他がハッカーを楽しませるためセキュリティホールを意識して残していることはないでしょう。
対策の出来ていないヴァージンのウイルスを送りつける器用な友人はいないと信じています。
初心者仲間の私の対策です。　　　　　　千葉小猿（天野）

>タイトル: 初心者にもわかるウイルス対策 (Ａ氏の場合)
>発言者: 岡部の(小澤治)
> みなさん、こんにちは。（長文）
>
> 以前にもウイルスはいたのでしょうが、此処のところ NIMDA, BADTRANS.B,
> KLEZ と石川五右衛門じゃないが、世にウイルスの種は尽きまじ・・なんて
> よく次々と出て来るものですね。
>
> 今回は「初心者にもわかるウイルス対策」として、この部屋を訪れるシニア
> 初心者Ａ氏の場合を想定してウイルス対策を纏めてみましょう。
>
> ○ Ａ氏のパソコンの通信環境
> プロバイダ・・ニフティ
> プラウザ・・・Internet Explorer Ver.6
> メーラー・・・Outlook Express
> 通信ソフト・・NIFTY Manager
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