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[No.15184] 数学の文化史 投稿者:男爵  投稿日:2010/05/03(Mon) 06:22
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副題は 敦厚から斑鳩へ

古代の壁画などに注目して、立体的見取り図や透視図
などの数学原理を探る。幾何画法の歴史ともいえる。
ここで扱われているのは、シルクロードの壁画が主であるが
中国や日本の寺院に描かれた絵画にも及んでいる。

それはともかく
東洋に西洋科学や数学を紹介したのが
マテオ・リッチ(Matteo Ricci, 1552年10月6日 - 1610年5月11日)
イタリア人イエズス会員・カトリック教会の司祭。中国名は利瑪竇(り まとう、Lì Mǎdòu)。
ユークリッド幾何学の漢文訳である「幾何原本」(1607年)などを刊行、
訳したのは徐光啓である。

「幾何原本」は吉宗のときに日本にも輸入解禁となる。
当時の日本は、こうして中国を介して日本に入ってきた西洋科学もある。