[No.15830]
Re: 池上彰:日本語の「大疑問」
投稿者:
投稿日:2010/09/28(Tue) 19:08
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> 著者はアナウンサーなので日本語に注意深い。
>
> 埼玉県の「吉見百穴」
> 「よしみ・ひゃくあな」と読んだら「ひゃっけつ」だと抗議の電話が殺到した。国の史跡に指定された固有名詞なので「ひゃくあな」が正しい。
固有名詞であれば、たしかに『ひゃくあな』が正しいのでしょうが、吉見百穴は「広辞苑」でも「新辞林」でも、ヨシミノヒャッケツと入れないと出てきません。つまり、ヒャッケツが見出し語になっています。しかも、いずれも百穴の説明の後に、よしみのひゃくあな、を付け加えています。これはどちらでも、いいと云うことではないでしょうか。(放送関係者は、地名など常に正確に発音していて、あっしもいつもほんとうに驚かされますが…)とくにヒャクアナにこだわることはないような気がします。(^_-)-☆
> ニュースを見ていると、「今日はあいにくの雨模様となって....」とアナウンサーが原稿を読んでいるのだが、画面を見ると、雨が降っている。
> 「雨模様」というのは、正しくは「今にも雨が降りそうで降らない状態」のことである。
> (この雨模様の誤用は、もはや普通になってしまった?)
広辞苑の場合、雨模様はあめもよう、では説明が出てきませんね。あまもよう、でないと、雨模様の説明が見られないのもなんかフシギですね。もともとは、あまもよう、や、あまもよい、の方が正しかったのでしょうか。雨降りでは、アメと読み、雨漏り、や雨宿りでは、アマと読む。日本語って、すぐ間違いそうになるから大キライっ。(-_-;)
あっしも、段々自信が無くなってきやした。しかしアナウンサーになる人は別として、一般のひとは、そんなに字句にこだわらなくてもいいいような気がします。(字句の正確さより、内容の方が大事?)
外国の学校では、小学校、中学校は別として、大学生や一般人でも「国語の正しい使い方」と云った本を何冊も書斎に揃え、人が間違えると、その都度いちいち指摘するのでしょうか。外国でも、日本のように、大人になっても、生涯自国語を必死に勉強したりしているのでしょうか。本屋などでは、日本と違って、自国語の本は、入り口の目立つ所にはなく、奥の方の片隅にあったような。
手にとっている人も、ほとんどが外国人のようだったような気がします。
現役の頃、あっしが求道をキュウドウと発音したら、上司に笑われましたが、辞書にはキュウドウの読みもあります。広辞苑で、きゅうどう、と入れると説明の後に、ぐどう、と付け加えてあります。
日本語は、読みが一つのと、複数のとあり、アナウンサーや一部の人しか使いこなせないのは確かなので、将来は整理されて、もっと簡略になるのではないかと思います。
いま日本語を一つの間違いもなく正確に教えられる親は、ごく少数しかいないと思います。そのうち誰か、あっしの趣旨に賛同する学者が出て、日本に言語革命が起こる筈です。(^_-)-☆