[No.15844]
日本語のアクセント大切に
投稿者:男爵
投稿日:2010/10/01(Fri) 21:10
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> Panさん、Toshichan、みなさん、こんにちは
> > この時、思ったことは、そんな厳しいことを言っても、歌詞の一番で合わせたら二番はどうなるのだろう?
>
> 一番にあわせても二番の歌詞ににあわないこともありそうです。
> その場合は作詞に注意が払われないといけないでしょうね。
金田一春彦の本「ケヤキ横丁の住人」を読んでいます。
あとでくわしく紹介するつもりですが
ここの話題の関連のことが出ていたので
とりあえず紹介します。
金田一春彦は金田一京助の長男ですが
若いとき歌うことが好きで、作曲家本居長世のところに出入りしていました。
本居長世は本居宣長以来の国学の家の六代目に当たるため、言語や文学に造詣が深かったのです。
日本語のメロディは日本語のアクセントを活かして作るべきだということを大事にして
西條八十の詩に曲をつけた「お山の大将」では、一番と四番とでメロディを変えているのは
アクセントを重んじたためだそうです。