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[No.16411] Re: 教養としての <まんが・アニメ> 投稿者:   投稿日:2011/01/10(Mon) 11:41
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アニメに関するところですが
短くメモ書きします。

アニメ「ガンダム」は商業的には失敗作となった。
おタク的なアニメファンから高い評価を得たものの、全国的には放映されない地方も多かった。
スポンサーの玩具会社クローバーからテコ入れの要請があった。
 一話完結
 勧善懲悪
 新合体メカ登場
などの軌道修正がシリーズ半ばで検討された。
富野由悠季(とみの よしゆき)たち制作者側が実際に行ったのは、主役の新合体メカ追加と、敵が毎週新メカを投入してくる程度の変更だけだった。
そもそも彼らは「一話完結」「勧善懲悪」を否定したところから、このガンダム番組を作ってきたのだ。
こうして予定より二ヶ月早くうち切られたのは、要するに、番組の内容を理解できる年齢層とスポンサーのねらう年齢層が、決定的にズレていたからである。
放映が終わってから「ガンダム」のプラモデルが爆発的に売れ出した。
しかし、発売したのはスポンサーのクローバーではなく、バンダイだった。
バンダイのガンダムのモデルを買ったのは、主に中高生以上の人間だった。 

前衛まんが家の石ノ森章太郎は、数々のヒーローを生み出した。
石ノ森作品がたくさん映像化される秘密は、この著者はキャラクター主導のドラマにあると分析している。
それは手塚治虫のまんがではヒゲオヤジやケンイチやランプが役柄を変えていろんなまんがにに登場するのとの違いを指摘している。


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