大正の部屋  ー温故知新ー 
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[No.579] Re: 三八式歩兵銃 投稿者:   投稿日:2008/04/22(Tue) 16:53
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唐辛子紋次郎さん、みなさん、

 私が中学生だった頃(昭和7〜12年3月)には、体操とは別に「教練」という時間がありました。実際に銃を手にしたのは3年生からだったかも知れませんが。教練の時間になると、先ずゲートルを巻いて、中学の武器倉へ行き、三八銃を持って集合しました。そして配属将校に指揮で授業が始まりました。こういう状態は、確か高校時代も大学時代も続いたと思います。

 銃の実際の射撃訓練は、実弾射撃は金がかかりすぎるので、主に狭窄射撃でした。これは弾薬の量を少なくし、弾も空気銃の弾ぐらいで射撃距離も20m位。これで的に命中させれば実弾で数百m先の的に命中させたのと同じということでした。

 銃を担いでの長距離行軍、また夜間訓練を兼ねた演習など、みな三八銃に関連する思い出です。

 三八銃は5発弾を装填し、一々ボルトを操作して1発づつ発射します。命中率は良いかも知れませんが、良く映画で見るような米軍の自動小銃には適いません。ノモンハン事件(昭和15年)の際のソ連軍も自動小銃を使ったのではないかと思いますが、38銃は逐次旧式兵器となりつつありました。尤も日本が自動小銃を採用したとしても、とても弾丸の補給能力が無かったでしょうが。


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