大正の部屋  ー温故知新ー 
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[No.997] 昭和生まれの立場から 投稿者:善兵衛  投稿日:2009/04/30(Thu) 18:46
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 俺たちが現役のころ先輩OBが職場にぶらりと懐かしがって訪れることがあった。
古い先輩であれば面識のない方のときもある。それでも椅子を進めて茶の一杯もたてて
手の空いている者があれば昔話をお聞きする。みんなが忙しければ『長』が聞き手を勉める。
お帰りには門までお見送りした。明治、大正生まれは幸せだった。
 俺たち昭和生まれがたまたま昔働いた職場の前を通って懐かしさの余り近付いても、
敷居が高いと言うか声をかけられる雰囲気はない。
いつまでも眺めて居ると後ろにパトカーがそっと近寄って、いきなり前に割り込む。
警官が2〜3人降りてきて前後から、言葉やんわり、けれども不審尋問に変りはない。
 昭和生まれの俺たちには過去を懐かしむ喜びはない。


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