画像サイズ: 520×390 (52kB) | 日本でのソバ栽培の歴史というのはたいへん古く、どうやら縄文時代にまで遡るらしい。
むかしからそれだけ飽きずにたべ続けて来たのだから、ソバの愛好者も長生きをするのだろう。
店の方も商品のソバ同様、長寿を保つものなのか、この店「川瀬屋」は何と天保の創業で、開業以来かれこれ170年にもなるという。
初代は最初は米穀をあつかい、後に蕎麦屋に転業したようだ。名は加藤清助とか云ったらしい。
まず店構えだが、市内の蘭学通りに面し、佐藤泰然の蘭学塾跡で名高い佐倉順天堂記念館にも程近い。また土井利勝創建の松林寺も指呼の間だ。ちょっと足を伸ばせば、重要文化財の旧堀田邸も歩いていける。☆
設備としては、10台は十分入れる立派な駐車場があるので車で来てもまったく心配は要らないし、感心したのはトイレで、男子、女子用のほか、障害者用のものが別に用意してある。店内には、有名人の色紙★なども数多く、2階には40人以上収容できる座敷もある。
自慢は手打ちのニ・八ソバ。かき揚げなども注文が多いらしい。
★ 先日、テレビ朝日の「ちい散歩」で、地井さんがこの店を訪れたらしく、明るい一階の椅子席の壁に地井武男さんの色紙がかかっていた。
☆ 歴史好きには持って来いのウォーキングコース。今年9月にはここで、NHK「坂の上の雲」第2部7回に出てくるワンシーンの撮影が行なわれたよし。何でもそれが秋山真之と季子との見合いシーンだったとか。 |