戦争末期、昭和20年6月から金沢近郊の松任に 本家を頼っての疎開で 21年晩夏迄1年余を過ごしました。 昔流でいえば故郷・ふるさと?親たちの出身地です。
河北潟ってのが金沢の北にあり、本家に行くとご馳走になり 鴨を骨ごと 出刃包丁で叩き 団子にして煮たのや、主として鴨汁で頂きました。
当地の郷土料理で「じぶ煮」ってのがあります。 鴨 または鶏の肉に小麦粉をまぶした季節の野菜などをいれ、醤油味で煮る 、とろみのついた煮汁と共に味わう。 じぶじぶと煮たてるから、人名に因んで付いた名と云われています。
今でもじぶ煮風な料理で、往時を偲んでいます。
オアシス
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