mitu さん、マーチャン 福岡に思い出多いオアシスです。 からすみには特別の思い出があります。 1977年3月、母が福岡の病院で胸線癌で身罷りました。 私は京都、家族は東京で暮らしており、しっかり働かされる年で、月1精々2回 しか見舞えませんでした。 3月上旬に見舞ったとき、もう食欲も減退し 食が細いので、“何か食べたいものは、、”に「からすみ」と云ってくれました。 季節がら探してやっと見つけ、生うにと刺身を差し入れ、やっと食べてくれました。
当時の日本三珍味は、確か このわた、生うに、からすみだたと記憶しています。 うには格を落とし、このわたは料亭でしか口に入らないでしょうね。 からすみ は不思議な味、優しかった母を偲ぶ思いで深い食べ物です。
オアシス
> 「からすみ」日本では長崎が有名ですが、宮崎県でも作ります。ご存知のようにこれは、鯔(ボラ)の眞子を塩漬けにした後、形を足袋のように整え飴色になる迄丹念に天日に干して仕上げます。実はこのからすみ手塩をかけて作りますので高価ですが、炭火で炙って食べると酒の肴には最高。キャビア、ホアグラ、と並び世界の3大珍味のひとつです。 > > 戦前、私の生まれ故郷台湾でも今頃が抱卵した鯔漁の最盛期沢山の「からすみ」がつくられてました。今でも時々台湾へ故郷帰りしますが、値段が日本の4分の1何はさて置き、「からすみ」を土産に持ち帰ります。
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