2月5日に続いて22日に2回目の「共通番号制度に関する閣僚級検討会」(以下閣 僚検討会と略す)が開かれたとのこと。
その報告によれば、「既存の色々な行政番号を全部まとめて一つにする」ことは断 念したようです。(これは私は歓迎です。)理由は、1)一つにまとめるのは危険 (情報がリークした時に一網打尽)2)単一化したらコストがかかる。ということの ようである。私は更に3)計算機内の情報(データベ−ス)をお互いに連携させるの は技術的に簡単、それを一つにまとめるなど意味があるとは思えない。を上げたい。
で、どうするかですが、
1.既存の行政番号は残す。これには「住基ネット」「基礎年金番号」「健康保険 の番号」「国民健康保険の番号」「介護保険番号」「雇用保険番号」などある。 社会保障関係だけで90はあるとか。
2.この中の一つを基礎になる番号とする。この最有力候補は「住基ネーット」 国民を対象に原則として「1人1番号」になっている。他のもの、例えば 「基礎年金番号」は1億600万くらいあるが、20才以上だけで、以上でも 年金未加入者は入っていないなど。 この基礎の番号と他の既存番号をつながる仕組みをつくる。
3.情報リークに対するの安全対策を検討する ということで、これで急速に方向が収束されていくように見える。
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