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[No.192] ローソク送電とパン焼き器 投稿者:   投稿日:2010/12/14(Tue) 11:06
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みなさん こんにちは

戦後すぐは工場などが止まっていたせいか、結構電気はあったように思うのですが、しばらくすると(と言ってもいつごろかは覚えがない)電気の供給が足りなくなり、時間を限ってロウソク送電と言って、電圧を下げて送電するようになりましたね。ぼやっと光る灯りの周りに集まっていた記憶があります。

それにつれて思い出したのは、パン焼き器。木の箱の両側にトタン板を貼って、間に小麦粉を練ってベーキングパウダーを入れたものを入れ、電気を流すとパンのようなものが焼けるのです。焼けたら電気が通らなくなるわけで、合理的なパン焼き器でした。

でも、パンの両側に亜鉛や鉄が溶けだして色がついていましたが、もったいなくて食べちゃったのじゃないでしょうか。

こんなパン焼き器も電気の消費量を増やした一つかもしれませんね。

水に電気を流して風呂を沸かしたと言う話も聞いたことがありますが、ほんとでしょうか。


[No.193] Re: ローソク送電とパン焼き器 投稿者:男爵  投稿日:2010/12/14(Tue) 11:39
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紫竹さん こんにちは  待っていました!

> 戦後すぐは工場などが止まっていたせいか、結構電気はあったように思うのですが、しばらくすると(と言ってもいつごろかは覚えがない)電気の供給が足りなくなり、時間を限ってロウソク送電と言って、電圧を下げて送電するようになりましたね。ぼやっと光る灯りの周りに集まっていた記憶があります。

私も記憶があります。
一瞬、家の中がほの暗くなり童話の世界になったような...
  実際は心細くなって、はやくもとの明るさにもどればいいと思いましたが。

後年、父の転勤で
酪農地帯に家が移りましたが
夕方になると各酪農家で一斉に乳搾り作業がはじまると
それはミルカーという機械でしぼるので
消費電力が急に上がるため
電灯の明かりが暗くなるのがわかりました。
 戦後のことを思い出したものです。

> それにつれて思い出したのは、パン焼き器。木の箱の両側にトタン板を貼って、間に小麦粉を練ってベーキングパウダーを入れたものを入れ、電気を流すとパンのようなものが焼けるのです。焼けたら電気が通らなくなるわけで、合理的なパン焼き器でした。

これはほかの本で読んだことがあります。
たぶん
日本のどこから博物館か郷土資料館に展示されているでしょう。

> 水に電気を流して風呂を沸かしたと言う話も聞いたことがありますが、ほんとでしょうか。

よく
海外旅行にもっていくと便利というグッズの一つして
どこでもお湯を沸かせる携帯湯沸かし器(本体は実は棒一本)があります。
http://item.rakuten.co.jp/tabizakka/0190515/
水を入れたカップの中に、この棒を入れたら、水がお湯になるので
大きな棒で時間をかければ、桶の中の水もお湯になるかもしれません。


[No.204] Re: ローソク送電とパン焼き器 投稿者:   投稿日:2010/12/14(Tue) 21:34
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紫竹のさん、男爵さん、みなさん

>
> > 戦後すぐは工場などが止まっていたせいか、結構電気はあったように思うのですが電気の供給が足りなくなり、時間を限ってロウソク送電と言って、電圧を下げて送電するようになりましたね。ぼやっと光る灯りの周りに集まっていた記憶があります。
>
> 私も記憶があります。
> 一瞬、家の中がほの暗くなり童話の世界になったような...
>   実際は心細くなって、はやくもとの明るさにもどればいいと思いましたが。

男爵さんも経験があるとは、私は知らないのに!

>
> > それにつれて思い出したのは、パン焼き器。木の箱の両側にトタン板を貼って、間に小麦粉を練ってベーキングパウダーを入れたものを入れ、電気を流すとパンのようなものが焼けるのです。焼けたら電気が通らなくなるわけで、合理的なパン焼き器でした。
>
> これはほかの本で読んだことがあります。
> たぶん
> 日本のどこから博物館か郷土資料館に展示されているでしょう。

これは覚えています。そんなのが家にもあったような気がします。
どなたががくれたんでしょうね。

>
> > 水に電気を流して風呂を沸かしたと言う話も聞いたことがありますが、ほんとでしょうか。
>

私にはまったくわかりません。


[No.207] Re: ローソク送電とパン焼き器 投稿者:Pan  投稿日:2010/12/15(Wed) 00:01
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紫竹のさん、みなさん こんにちは

>戦後すぐは工場などが止まっていたせいか、結構電気はあったように思うのですが、しばらくすると(と言ってもいつごろかは覚えがない)電気の供給が足りなくなり、時間を限ってロウソク送電と言って、電圧を下げて送電するようになりましたね。ぼやっと光る灯りの周りに集まっていた記憶があります。

 電圧を半分近くまで下げたそうですね。 それでも停電よりは良かったです。

>それにつれて思い出したのは、パン焼き器。木の箱の両側にトタン板を貼って、間に小麦粉を練ってベーキングパウダーを入れたものを入れ、電気を流すとパンのようなものが焼けるのです。焼けたら電気が通らなくなるわけで、合理的なパン焼き器でした。
>
>でも、パンの両側に亜鉛や鉄が溶けだして色がついていましたが、もったいなくて食べちゃったのじゃないでしょうか。

 ブリキで作りましたね。 美味しいパンの出来たことがありません。

 これは最近も理科の実験でやりました。
 塩加減がポイントですね。(^-^)

 正確にはパン焼き器ではなく、パン蒸し器です。 決して焼けるまで温度は上がりません。
 なぜならば加熱されて膨れてくると同時に電気が流れにくくなり、水分が減って更に流れませんから生焼きで終わります。

>こんなパン焼き器も電気の消費量を増やした一つかもしれませんね。

 シュートさせたり、過電流を流しますからヒューズも良く飛びました。

>水に電気を流して風呂を沸かしたと言う話も聞いたことがありますが、ほんとでしょうか。

 梅干し用の壺で味噌汁を作ったことはあります。 パン焼きよりは成功率が高かったです。
 風呂の場合は食塩のような電解質を溶かさないと電極だけでは電気が流れませんね。
 電熱のヒーターを投げ込めば湧きます。

 確実に電気を切断してから入浴しないと感電死しますね。確か死んだ人もありましたよ。

     ***** Pan *****


[No.210] Re: ローソク送電とパン焼き器 投稿者:男爵  投稿日:2010/12/15(Wed) 09:37
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Panさん   こんにちは

>  これは最近も理科の実験でやりました。
>  塩加減がポイントですね。(^-^)
>
>  正確にはパン焼き器ではなく、パン蒸し器です。 決して焼けるまで温度は上がりません。
>  なぜならば加熱されて膨れてくると同時に電気が流れにくくなり、水分が減って更に流れませんから生焼きで終わります。

Panさんは子どもたちに理科教育をしていたんですね。

> >水に電気を流して風呂を沸かしたと言う話も聞いたことがありますが、ほんとでしょうか。

>  風呂の場合は食塩のような電解質を溶かさないと電極だけでは電気が流れませんね。
>  電熱のヒーターを投げ込めば湧きます。
>
>  確実に電気を切断してから入浴しないと感電死しますね。確か死んだ人もありましたよ。

感電死ですね。

白土三平の漫画に
いろんな能力の人間が登場してきて
ある人間は侍に切られそうになると
水中で恐怖を感じ、その瞬間に高圧電流が流れ
侍は水中で感電死するという場面がありました。

作者白土三平の科学的な解説が続きます。
電気ウナギのような能力をもっていたからだと。

Panさんの
電熱のヒーターを投げ込めば湧きます。
というのが
私の紹介した旅行用の携帯湯沸かし器でしょう。


[No.218] Re: ローソク送電とパン焼き器 投稿者:Pan  投稿日:2010/12/15(Wed) 23:43
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男爵さん、みなさん、こんにちは

>作者白土三平の科学的な解説が続きます。
>電気ウナギのような能力をもっていたからだと。

 発電能力があるだけではだめで、自分は感電しない能力がないといけませんね。(^-^)
 フグはフグ毒で死なない仕組みがあるそうですが、電気鰻はどうなっているのでしょう?

>Panさんの
> 電熱のヒーターを投げ込めば湧きます。
>というのが
>私の紹介した旅行用の携帯湯沸かし器でしょう。

 そうでしたね。 旅行にあれを持って行ったことがありますが、お茶を飲むのには難しかったです。
 インスタントコーヒーが限度でしたね。

 インスタントラーメンで使ったら、柔らかくなったラーメンがヒーターに巻き付いて始末に困りました。


      ***** Pan *****


[No.221] 白土三平 投稿者:男爵  投稿日:2010/12/16(Thu) 05:41
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> >作者白土三平の科学的な解説が続きます。
> >電気ウナギのような能力をもっていたからだと。
>
>  発電能力があるだけではだめで、自分は感電しない能力がないといけませんね。(^-^)
>  フグはフグ毒で死なない仕組みがあるそうですが、電気鰻はどうなっているのでしょう?

Panさん
詳細は忘れましたが
やはり作者は
電気鰻と同じように
この特殊能力の男は
自分は感電しない機能を身につけていた
と断っていました。

さらに蛇足ですが
このシリーズでは数十分も水中にもぐっていられる男も登場します。
その男は子どもの時に
死んだ母親の死体が水底に置かれているのを発見して
それから毎年、水中に潜って母親の顔を見ることを繰り返しているうちに
長時間水中に潜る能力を身につけたと
白土三平は解説します。

この母親の死体の置かれた水底の温度はきわめて低く
だから死体は腐らなかったとも述べていました。
(漫画の世界ですから)


[No.224] Re: ローソク送電とパン焼き器 投稿者:   投稿日:2010/12/16(Thu) 12:26
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>  フグはフグ毒で死なない仕組みがあるそうですが、電気鰻はどうなっているのでしょう?

自分が発電機なら、感電しないのではないでしょうか。

それで思い出しました。戦後、「電気鰻獲り器」なるものがありました。違法だそうで、
おまわりさんの目を盗んで使っている人が、ときどき田舎の川にやってきました。

腰にカーバッテリーをぶら下げ、長い竿の先に電極が付いています。よく獲れたそうです。


[No.209] Re: ローソク送電とパン焼き器 投稿者:   投稿日:2010/12/15(Wed) 09:16
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紫竹のさん みなさん こんにちは

> それにつれて思い出したのは、パン焼き器。木の箱の両側にトタン板を貼って、間に小麦粉を練ってベーキングパウダーを入れたものを入れ、電気を流すとパンのようなものが焼けるのです。焼けたら電気が通らなくなるわけで、合理的なパン焼き器でした。

疎開先の同居家庭(1軒の家に2世帯が同居)が器用な人でそのとおりのパン焼き器
でパンらしきものを作ってくれましたがあまり出来がよくなくパンが歯茎に挟まって母親に
文句言ったら酷く叱られたのを覚えています(;_;)

私がよくやったのは一升瓶での米搗き(精米?)や配給される煙草の葉をインディアン
ペーパーで巻いて巻煙草を作る仕事でした。紙はいろいろ試しましたがコンサイス英和
辞典の紙のがいちばん旨いと煙草好きの祖父が褒めてくれました

    
     さんらく亭@甲子園


[No.211] Re: ローソク送電とパン焼き器 投稿者:男爵  投稿日:2010/12/15(Wed) 09:41
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さんらく亭さん

> 私がよくやったのは一升瓶での米搗き(精米?)や配給される煙草の葉をインディアン
> ペーパーで巻いて巻煙草を作る仕事でした。紙はいろいろ試しましたがコンサイス英和
> 辞典の紙のがいちばん旨いと煙草好きの祖父が褒めてくれました

一升瓶に米を入れて
棒でつついて精米するのは
当時を再現するの映画の場面などで
見たことがあります。

巻煙草を作る件ですが
近所の家にその簡単な機械(?)があり
よく作っていました。
たしか辞書の薄い紙をつかっていた思います。

当時は道端に落ちていたタバコの吸殻を拾い集めて
手製のブレンド煙草をつくっていた人は少なくなかったと思いますが...


[No.219] Re: ローソク送電とパン焼き器 投稿者:Pan  投稿日:2010/12/15(Wed) 23:49
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男爵さん、さんらく亭さん、みなさん、こんばんは。

>一升瓶に米を入れて
>棒でつついて精米するのは
>当時を再現するの映画の場面などで
>見たことがあります。

 試しにやったことがありますが、1時間程度では白くなりませんでした。
 本当に白くなったのでしょうか?

 家に足踏み式の米搗き機があったので中学生程度でも玄米1斗を1時間で搗くことが出来ました。
 その時間、窓から紐を伸ばしてスズメや鼠捕りをする余禄が楽しみでした。

>巻煙草を作る件ですが
>近所の家にその簡単な機械(?)があり
>よく作っていました。

 その機械は細い筆軸と封筒のハトロン紙で作りましたが、簡単な箱形の市販機もありましたね。

>たしか辞書の薄い紙をつかっていた思います。

 インクの匂いがしませんか? 
 配給を受けて横流しするため、今まで吸わなかった人も急に「タバコのみ」に変身しましたね。

>当時は道端に落ちていたタバコの吸殻を拾い集めて
>手製のブレンド煙草をつくっていた人は少なくなかったと思いますが...

 吸い殻を拾う器械を持った人がありましたね。 細い杖の先に針を付けたものです。
 これを使うと腰を屈めずに拾える上に目立ちません。(^-^)

      ***** Pan *****