Kenzaさん、みなさん、
> 同じような経験があります。どうもアトランダムではなくて、特定の発信者や受信者を > 対象にしていたのではないかという気がします。 > > 東京の親戚から来る手紙のなかで、伯父からの手紙だけが、少し黄色味がかった > その「分厚い透明テープ」で閉じてあったのです。伯父は、戦前、船会社のロンドン > 駐在員でした。
私の大伯父の家族は樺太からの引揚者だったこともあって、普通より 頻度が多いように感じて気にしてました。やってやれない事ではないで しょうが、余程特別の人でないと、狙っての検閲は難しかったのでは ないかと思いますが、気にしている人が多かったのですね。
私自身は、アルファベットの字体のArial Boldが珍しかったし、 セロテープなんて見たこともなかった”文房具”が不思議で不思議でどう なってるのか、そちらのほうが余程気になりました。
手紙の検閲ということで、戦争中の憲兵隊とか特高警察を 思い出して嫌な思いをしている人もいたし、隠れてコソコソ やっていた陰険な特高より、開けっ広げで堂々とやっている アメリカのほうが明るくて良いなんて見当違いのことを言う 人もいたようでした。
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