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[No.499] 国民病「結核」 投稿者:   投稿日:2011/01/21(Fri) 08:29
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 私の住む町にも、海辺に、いくつかの大きな結核療養所があったのです。
 (その、いくつかは、現在「老人施設」になっています)

 また、当時は「結核文学」というものが存在したのでね。

 堀 辰雄の「風立ちぬ」など。

 また、療養生活は、多くの優れた俳人をも生み出したのですね。

 新薬の登場で、こういう「長期療養施設」は消えてゆきましたが
 「戦後を語る」ときに「結核」は欠かせませんね。

 


[No.504] Re: 国民病「結核」 投稿者:男爵  投稿日:2011/01/22(Sat) 07:03
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>  私の住む町にも、海辺に、いくつかの大きな結核療養所があったのです。
>  (その、いくつかは、現在「老人施設」になっています)

子どもの時育ったところにもありました。
今はどうなっているか。

私の今住んでいる町の
そういう病院は別の病院として活躍しています。

>  また、当時は「結核文学」というものが存在したのでね。
>
>  堀 辰雄の「風立ちぬ」など。

これもありましたね。
サナトリウムに憧れたりして。
トーマス・マンの「魔の山」もそうだったと思います。

>  


[No.506] Re: 国民病「結核」 投稿者:七君  投稿日:2011/01/22(Sat) 08:58
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Re: 国民病「結核」
マーチャンさん こんにちは

> 私の住む町にも、海辺に、いくつかの大きな結核療養所があったのです。
> (その、いくつかは、現在「老人施設」になっています)

はあ、そう言えばそうですね。京都でマーチャンも泊まったでしょう。
私は、あそこにあった療養所に入っていたことがあります。

> また、療養生活は、多くの優れた俳人をも生み出したのですね。

友人の、今は亡き松村禎三(作曲家)さんも俳句に優れ、「旱夫抄」(深夜叢書社)
と言うのが出ています。彼も清瀬村に長らくいて、俳句を覚えたのでした。
「旱夫」は彼の俳号で、ベートーベンの唯一のオペラ フィデリオをもじったものです。


[No.519] Re: 国民病「結核」 投稿者:   投稿日:2011/01/23(Sun) 13:57
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七君さん

> 友人の、今は亡き松村禎三(作曲家)さんも俳句に優れ、「旱夫抄」(深夜叢書社)
> と言うのが出ています。彼も清瀬村に長らくいて、俳句を覚えたのでした。
> 「旱夫」は彼の俳号で、ベートーベンの唯一のオペラ フィデリオをもじったものです。

 凄いお名前ですね。
 ヒデリオさんですか。

 石田波郷さんもそうですね。清瀬におられたと思います。

 若い女性の間には茅ヶ崎の「南湖院」などに憧れる人もいてーーー。

 


[No.523] Re: 国民病「結核」 投稿者:   投稿日:2011/01/23(Sun) 20:08
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マーチャン

>  石田波郷さんもそうですね。清瀬におられたと思います。

波郷の病床の句には凄みを感じます

 朝の茶に語らふ死後や沙羅の花
 今生は病む生なりき鳥頭(とりかぶと)
 病室に豆撒きて妻帰りけり

同じく結核の病床の句でも子規と違いますね