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[No.560] ナイロン・ストッキング 投稿者:   投稿日:2011/01/30(Sun) 10:42
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 「アメリカには、透き通って見える、丈夫な靴下があるそうな」という話は聞いていました。
 日本に入ってきたのは、1952年といわれていますが、
 1950年代の終り頃には、いわゆる「OL」の間では、使われていたように記憶しています。

 絹の靴下は高価すぎる。
 木綿の靴下はダサイ。
 スフ(ステーブル・ファイバー)は弱すぎてどうにもならなかった。

 ナイロン靴下は、ありがたい存在でした。それでも高いものでした。
 ほつれてきたら(ランと呼んでいました)捨てる? 
 普通の「お勤めの女性(当時の言葉では「職業婦人」)」
 にはそんなこ勿体無いことはできません。

 当時は、街に「ストッキング修繕屋さん」という商売があって
 (たいてい裏通りで戦争未亡人の方などが細々とやっておられましたが)
 「ラン」一本につき、10円で直してくれました。
 ありがたかったです。

 戦後、女と靴下は強くなったーーーと言われていました。

 ま、女性のことは別途論じるとして「靴下が強くなった」ことは間違いありません。
 
 


[No.561] Re: ナイロン・ストッキング 投稿者:   投稿日:2011/01/30(Sun) 11:06
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> 戦後、女と靴下は強くなったーーーと言われていました。

>  ま、女性のことは別途論じるとして「靴下が強くなった」ことは間違いありません。


気の弱い(男の)銀行強盗がナイロンのパンストを被るのはそのためかぁ?(゜゜)(。。)


    さんらく亭@甲子園


[No.563] Re: ナイロン・ストッキング 投稿者:   投稿日:2011/01/30(Sun) 20:04
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さんらく亭さん

> > 戦後、女と靴下は強くなったーーーと言われていました。
>
> >  ま、女性のことは別途論じるとして「靴下が強くなった」ことは間違いありません。

> 気の弱い(男の)銀行強盗がナイロンのパンストを被るのはそのためかぁ?(゜゜)(。。)

 現在のように「目出し帽(強盗のユニフォーム)」などというものを売っていなかったからでしょうか。

 それにしても「女と靴下は強くなった」というのは、どなたの言葉でしょう。

 大宅壮一さんあたりがおっしゃりそうな言葉ですが
 どうも、そうではなさそうです。


[No.564] Re: ナイロン・ストッキング 投稿者:   投稿日:2011/01/30(Sun) 21:20
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>  「アメリカには、透き通って見える、丈夫な靴下があるそうな」という話は聞いていました。
>  日本に入ってきたのは、1952年といわれていますが、
>  1950年代の終り頃には、いわゆる「OL」の間では、使われていたように記憶しています。

このころに入ってきたのですか。私はまだ「OL」ではありませんでしたが、
この何年かあとには穿きました。
後ろに縫い目なのか? 線が入っていましたよね。
あれを真っ直ぐにして穿くのは大変だったようで、でも私はいつも真っ直ぐに
して穿いていると、会社の中でも、周りの人たちの中でも有名でした。
ちょっと鼻を高くしましたっけ!

いつからか、シームレスになって、そうすると足が太く見えるなんて
言い合った覚えがあるのですが。

>
>  絹の靴下は高価すぎる。
>  木綿の靴下はダサイ。
>  スフ(ステーブル・ファイバー)は弱すぎてどうにもならなかった。
>

絹や木綿、スフであのような腰までのストッキングがあったんですか。

>  当時は、街に「ストッキング修繕屋さん」という商売があって
>  (たいてい裏通りで戦争未亡人の方などが細々とやっておられましたが)
>  「ラン」一本につき、10円で直してくれました。
>  ありがたかったです。

10円かどうか覚えていませんが、直してくれるところがありましたね。

>  ま、女性のことは別途論じるとして「靴下が強くなった」ことは間違いありません。
>  

間違いありませんね。

ところで、そのナイロンストッキングですが、今はほつれると、輪のまま切断して
輪ゴムをつなぐように、ストッキングをつないで、かぎ針で編むのです。
そして、お風呂などを洗うのに使います。ナイロンなのでいいのです。


[No.566] Re: ナイロン・ストッキング 投稿者:男爵  投稿日:2011/01/30(Sun) 21:45
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あやさん  みなさん  こんばんは

ここも後1日ですね。
次のテーマもヨロシク。

> ところで、そのナイロンストッキングですが、今はほつれると、輪のまま切断して
> 輪ゴムをつなぐように、ストッキングをつないで、かぎ針で編むのです。
> そして、お風呂などを洗うのに使います。ナイロンなのでいいのです。

浴槽洗いにいいですね。
それに似たもので代用しています。


[No.579] Re: ナイロン・ストッキング 投稿者:   投稿日:2011/01/31(Mon) 19:41
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男爵さん、みなさん  こんばんは

>
> ここも後1日ですね。
> 次のテーマもヨロシク。

お役に立つかどうか? こちらこそよろしく。

>
> > ところで、そのナイロンストッキングですが、今はほつれると、輪のまま切断して
> > 輪ゴムをつなぐように、ストッキングをつないで、かぎ針で編むのです。
> > そして、お風呂などを洗うのに使います。ナイロンなのでいいのです。
>
> 浴槽洗いにいいですね。
> それに似たもので代用しています。

それに似たものとは? 
私はアクリルの毛糸を使ってたわしを作り、食器、鍋、流しなどなど洗っています。
中性洗剤は使いません。


[No.583] Re: ナイロン・ストッキング 投稿者:   投稿日:2011/01/31(Mon) 20:47
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 あやさん、マーチャン、みなさん、今晩は。

> ところで、そのナイロンストッキングですが、今はほつれると、輪のまま切断して
> 輪ゴムをつなぐように、ストッキングをつないで、かぎ針で編むのです。
> そして、お風呂などを洗うのに使います。ナイロンなのでいいのです。

あっしは昭和28年から31年まで、横浜港などで輸出入貨物の通関の仕事に従事しておりやした。その時、その保税貨物の種類は(輸出でいうとビールや缶詰など)多岐に渡っていましたが、たしかその中に、こういうのがありました。

 ナイロンストッキングです。ですが、これがキレイな包装紙の中にではなく、驚いたことに、大きな黒い無愛想なドラム缶に入って横浜港に荷揚げされたのです。そのドラム缶が、倉庫にたくさん並んでいる光景を、今でも目の前にありありと思い浮かべることが出来ます。中を見ると、ドラム缶の家に住まう前には、さぞかし美しいヤンキー娘のおみ足を包んでいたでもあろう、使い古しのストッキングが、底までぎっしり詰まっているのでした。

 あやさんの使っているのとほぼ同じ用途で、初めから『ウエス』として輸入されたのでした。ウエスというのは辞書に、機械類の汚れを取るボロ、などと書いてあるので、当時おそらくそうした方面にでも使われていたのでしょう。