1964年に誕生した、数少ない民放によるクラシック番組です。
黛敏郎さんが亡くなるまで長らく司会を務められ、その後、永六輔さん、武田鉄矢さんのショートリリフがあって、2000年以降羽田健太郎さんの時代がしばらく続きました。ところがハネケンさんも2007年他界されてしまう。そして、2008年からは佐渡裕さんがやっておられます。(佐渡裕さんは、お元気そうですから、安心しています) 純クラシックからポップまで幅広く出演者も筝曲演奏家まで多岐にわたっていますが、一本スジは通っているように感じます。 一般の人がオーケストラの棒を振らせてもらえる「振ってみまSHOW!」のような趣向もあり結構楽しめます。 クラシック音楽というマイナーなジャンルで、ギネスブックに登録されるぼとの長寿番組となっているのも、出光興産に「会社がつぶれてもスポンサーは降りない」という覚悟があるからでしょう。 今後も末長く続いてほしいです。
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