「私が読んだ」というとチョットおおげさになるが、あっしが眺めた本といえば許されるかも。というのは、マジメに読んだのでなく、暇つぶしにパラパラやって気に入ったのがあれば、鉛筆でしるしをつけたからである。 それは「柳多留名句選」で、いまみるとこんなところにしるしをつけていた。あゝも似るものかと綱は悔しがり又文かそこらへ置けと光る君五右衛門は生煮への時一首よみ手のこんだ化物の出る紫宸殿神代にもだます工面は酒が入形見分已後は音信不通なり袋ごとやると泣きやむげびたがき江戸者の生まれそこない金をため わーお、いずれも甲乙つけがたい秀句ぞろいである。
唐辛子 紋次郎さん> 又文かそこらへ置けと光る君もらいすぎバレンタイン・チョコをもらいすぎるモテモテ男みたい。 > 形見分已後は音信不通なり泣く泣くも いいほうをとる形見分けというのもありましたね。> 江戸者の生まれそこない金をため宵越しの金は持たないのが(純正)江戸者
男爵さん、みなさん、こんにちは、> > 形見分已後は音信不通なり> > 泣く泣くも いいほうをとる形見分け> というのもありましたね。 あっしのしるしをつけたのに、 泣きながら眼(マナコ)を配る形見分 というのが、ありやした。 雷を真似て腹がけやっとさせ 裸の子おもしろがって逃げる也 寝ていても団扇の動く親心 物さしで昼寝の蠅を追ってやり などは、なにかほのぼのとしたものを感じますが、 継母と見へて泣子にいつも勝ち 父さんが見ている内はかわゆがり 父さんが留守だとぶちなさると泣 など読むと、このごろの若い夫婦の「しつけ」が思い出されます。
唐辛子 紋次郎さん、みなさん、こんにちは、 > 雷を真似て腹がけやっとさせこの川柳は高校の国語の時間に聞いた記憶があります。> 寝ていても団扇の動く親心かすかに記憶が......役人の子は にぎにぎを よくおぼえというのもありましたね。
男爵さん、みなさん、こんにちは、> 雷を真似て腹がけやっとさせ > この川柳は高校の国語の時間に聞いた記憶があります。> 寝ていても団扇の動く親心> かすかに記憶が...... そうすかあ。> 役人の子は にぎにぎを よくおぼえというのもありましたね。 一時、汚職がみなの最大関心事だったころ、よく新聞やテレビでみかけましたね。 今じゃ、汚職は中国の専売特許になってしまったらしく、『にぎにぎ』もいささか色あせました。(*^_^*)