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[No.258] 故郷 投稿者:季寿(きよし)  投稿日:2011/11/26(Sat) 20:17
[関連記事URL:http://blogs.yahoo.co.jp/tmgw19

水上勉著 「故郷」
アメリカ住まいの夫婦が、何年ぶりかで生まれ故郷である日本に帰ってきたが、夫の実家は丹後、妻の実家は若狭、妻としては、まだ生きている母の近くに家を建てて住みたいと思ってるが、夫はアメリカのスリーマイルズ島原発事故が気になって、すぐ近くに原発のあるようなところへは住みたくないと言っている
ところが帰国して、間無しに母が倒れ亡くなってしまったのを機に、妻の方は母の面倒でも見ようと思ってた母がいなくなった今は、住みたいと思ってた気力も失せて、日本なら何処でもいいと心変わりしてしまった

この本は、水上勉が20年以上前に新聞の連載されたものを、約10年後に出版されました
実際にこの小説が書かれた10数年後に、「ふげん」「もんじゅ」で事故が起き東海村発電所でも事故が起きました
主人公夫妻が危惧していたことが実際に起き、そして今年の福島原発の事故、もし作者が生きておられたなら、どのように思われたでしょうか?

 季寿(きよし)


[No.265] Re: 故郷 投稿者:男爵  投稿日:2011/11/27(Sun) 07:10
[関連記事

季寿(きよし) さん  こんにちは

> 水上勉著 「故郷」

> この本は、水上勉が20年以上前に新聞の連載されたものを、約10年後に出版されました
> 実際にこの小説が書かれた10数年後に、「ふげん」「もんじゅ」で事故が起き東海村発電所でも事故が起きました
> 主人公夫妻が危惧していたことが実際に起き、そして今年の福島原発の事故、もし作者が生きておられたなら、どのように思われたでしょうか?

まったく どう思うでしょう。
「ふげん」「もんじゅ」
事故もさることながら むずかしい技術のようですね。

水上勉は飢餓海峡の書き直しで
終戦当時の人たちは原発を知らないと述べています。