画像サイズ: 480×761 (67kB) | 「サザエさん」が戦後から昭和までの平均的な日本の家庭の記録だとしたら 「ちびまる子ちゃん」は、その後の日本の家族の記録といえるかもしれない。
永遠の小学三年生の女の子 しかし ときどき大人の女性の目で まる子の回りの世界をながめて批評している。
病院の待合室で手にして これは面白いと その後に町の本屋にいったところ 若い女の店員が「あなたはこの本を読む資格はありません」みたいな態度で 顔をそむけながら売ってくれたのでした 内容にやや女の子の微妙な心理描写があるから?
とんでもない、私一人で密かに読むのではなく 家族みんなで読むんだよと内心思いながら 複雑な気持ちで店を出たことがあります。(一種の逆セクハラ?)
その後、別の巻を京都の河原町の本屋で買ったときは 「ありがとうございます」とみごとな女店員の対応でした。
あの地方都市の若い女の店員のこだわり それもまた人間らしさというか、生きているという実感を少ししたのでした。
というわけで 「ちびまる子ちゃん」は全部読みました。 |