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[No.326] 「ゲーテ『イタリア紀行』を旅する」 投稿者:   投稿日:2011/11/30(Wed) 20:38
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 世の中には芭蕉の「奥の細道」を追体験する旅なんてのもあるが、これはゲーテのイタリア旅行を、順を追って旅した、ご奇特な方の貴重な記録である。

 著者の牧野宣彦氏はマメな方で、ゲーテが事件に巻き込まれた例のマルチェージナにも足を運び、スケッチしていて、スパイ行為と疑われたときの城塞、デッラ・スカーラ城の写真もバッチリ写して来ている。

 左側に四角い塔のある、なかなか洒落た城である。シチリア島のパレルモでは、カルミネ広場の横丁にある、カリオストロの生家まで突き止めている。

 著者が2007年だかに訪れたときには、丁度工事中だったというから、もう工事も終わって今では観光地図にもチャンと記載されているのではないか。


[No.328] Re: 「ゲーテ『イタリア紀行』を旅する」 投稿者:男爵  投稿日:2011/12/01(Thu) 05:08
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唐辛子 紋次郎 さん

> ...シチリア島のパレルモでは、カルミネ広場の横丁にある、カリオストロの生家まで突き止めている。
>
>  著者が2007年だかに訪れたときには、丁度工事中だったというから、もう工事も終わって今では観光地図にもチャンと記載されているのではないか。

語学学校に通っていた頃
シシリー島から来ていた陽気な若者がいました。
(ゴッドファーザーの故郷)
みんなからマフィア、マフィアと言われて
苦笑いしながらナインと言っていました。

歴史のあるところで観光地がいっぱい。


[No.335] mafia,camorraについて 投稿者:   投稿日:2011/12/01(Thu) 12:02
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 男爵さん、みなさん、こんにちは。(*^_^*)

> 語学学校に通っていた頃
シシリー島から来ていた陽気な若者がいました。
(ゴッドファーザーの故郷)
みんなからマフィア、マフィアと言われて
苦笑いしながらナインと言っていました。

 かりにシチリア人がみなマフィアなら、ヴィンチ出身者は皆、万能の天才で、岩手県出身者はみな詩歌に秀で、京都生まれは、一人のこらず理論物理学者で、ということになってしまいます。

 シチリア島(なんと地中海最大の島!)にはマフィア発祥の地、パレルモのほかにも、大きな町がたくさんあります。

 マフィアは長年にわたる政府の撲滅作戦の成果もあって、以前に比し勢力が衰えつつありますが、一方ナポリに本拠を持つカモーラ☆は、最近ぐんぐん勢力を伸ばし、今やおおきな紋題になりつつあります。

 大久保昭男氏によれば、マフィアが主として反政府的、反国家的な立場をとるのに反し、カモーラは利権と金銭にのみ執着し、より危険だと断定。現在ではドイツをはじめ、スペイン、オランダ、スコットランドは云うに及ばず、中国、南米にまでも進出しつつあるといいます。

 あっしは、そのうち日本にも姿を見せるのではないかと危惧する次第です。あるいはすでに、東北の被災地に、姿をかえて出現しているかも。(-_-;)

 なお、イタリアには前記マフィア、カモーラのほかにも、イタリア半島、長靴の先っちょにあるカラーブリア州に拠点のある『ンドランゲタ』という暴力組織もあり、非常に恐れられています。

 > 歴史のあるところで観光地がいっぱい。

 太陽が一杯の観光地こそ、危険が一杯。(-_-;)

 シチリア州からの留学生のはなしですが、以前あちらのあるサイトを見ていて、シチリア出身の若者に対し、同じような言葉を浴びせた奴がいて、云われた本人がおれ達みんながマフィアじゃないと、真剣に怒っていたのを思い出します。

 シチリアには、事実マフィアに近親者を殺された地元住民が、ゴマンといます。

  ☆カモッラ、と書くひともいます。


[No.337] Re: mafia,camorraについて 投稿者:男爵  投稿日:2011/12/01(Thu) 15:00
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唐辛子 紋次郎さん、みなさん、こんにちは。(*^_^*)

> シシリー島から来ていた陽気な若者がいました。

>  シチリア島(なんと地中海最大の島!)にはマフィア発祥の地、パレルモのほかにも、大きな町がたくさんあります。

彼はパレルモから来ていました。
パレルモは歴史があって
見るべきところが多いから
ぜひ来るようにと言っていました。

彼のドイツ語は歌うように上手でした。
ドイツ語を学んで数ヶ月というのに。


[No.351] Re: 「ゲーテ『イタリア紀行』を旅する」 投稿者:   投稿日:2011/12/01(Thu) 21:43
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シチリア出身の有名人(マフィア関係を除く)

古代 エンペドクレス(アグリジェント)
    アルキメデス(シラクーザ)
現代 F・キャプラ(映画監督)「或る夜の出来事」  
    S・クワジーモド(詩人、ノーベル文学賞)
    E・マヨラナ(物理学者)
    G・ランペドゥーサ(小説家)「山猫」
    A・カミレッリ(推理小説家)「モンタルバーノ警部シリーズ」
    G・トルナトーレ(映画監督)「ニュー・シネマ・パラダイス」
    L・ピランデッロ(小説家、ノーベル文学賞)
    F・ジョルダーノ(歌手)   などなど。