サイマル出版会編:行ってみたい東ドイツ、サイマル出版会(1983) パノラマDDRライゼビューロー協力の本
ドイツが東西ドイツに別れていたころの東ドイツの観光案内的の本。
この本で紹介されているインターホテルは4つだけ。 メトロポール・ホテル ベルリンの中心部にある バラスト・ホテル ベルリンのアレクサンダー広場近くにある メルクール・ホテル 国際見本市の町ライプツィヒの中心部にある エルフルターホーフ・ホテル エルフルト駅の向かいにある
この本の当時には、もう東ドイツと西ドイツの経済格差はあきらかで たとえば東ドイツの橋や建物は(修復の必要性が感じられても)古いままであり、いっぽうの西ドイツの建物も橋も新しいものがどんどん作られていった。 東ドイツで一番ものが豊富であるはずの東ベルリンのデパートにも、めぼしい商品は少なかった。ただ東ベルリンは物価は安かったが。
ドイツ統一から二十年たった今 当時の東ドイツのことを知る貴重な資料となった。
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