日本語教師になるには ぺりかん社の「なるにはBOOKS」シリーズの84
適性と心構え 多国籍の生徒たちに教える喜びと難しさ 求められる資質 ・明るく、ユーモア・サービス精神にあふれている。 役者のように 大きな身振り手振りで はっきりと言う あきさせない授業展開・言語への興味と知識がある。 日本語教師は外国語学学校で学んだ体験があるとよい。 ・日本語を客観的に理解し、使う能力をもっている。 日本語の方言 男言葉と女言葉 年齢や場面によって使い分ける言葉 自分の言葉の癖を見つめなおし、学習者が使うべき言葉を効率よく教える必要がある。 ・偏見をもたず、柔軟性がある。 教師となると生徒をどうしても見下してしまう人もいる。みんなそれ相応の年齢に達しているので対人間として接することは当然である。 「○○人だから」といって決めつけたりしてはならない。 ・日本をよく知っている。 生徒にとって日本語教師は日本人の代表である。茶道・武道などの伝統文化から、アニメやポップスミュージックなどの大衆文化、日本史と日本にかかわる世界史など幅広く知っていたほうがよい。
大切なのは「想像力」と「熱意」である。
国が違えば常識も違う。 漢字の使う国の学生と、英語を使う国学生と、漢字・英語を両方とも使わない国の学生が混ざっている場合、 不公平にならないよう教材を工夫したり、別に時間を割いて弱点を補ったりする。(超過時間サービス)
国によって常識も違うし、同じ国の学生でも個々の性格は異なる。
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