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[No.740] 老人力自慢 投稿者:男爵  投稿日:2011/12/24(Sat) 07:27
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老人力自慢

書いた本人も出版社も
あれよあれよという本の売れ行きに
それではと読者の感想文やアンケートをまとめて
更に出版した本。 柳の下に....

「とりあえず大きい問題は置いといて」
とりあえずやれるところから
小さいところからチョコチョコとやっていく。
日本人の生活の知恵、論理的な西洋人からすれば
手ぬるいとか狡いということになりそう。

野球でも老人力が必要。
試合中、二死満塁という時など
監督がタイムをとって「力をぬいていけ」と
打者に声をかける。
が、若いうちはついリキんで平凡な内野フライになったりする。
力をぬくにも要領がいる。
老人になれば自然に力がぬける。
力をぬいていけ」→「老人力でいけ」
老人力とは心を白紙にする力でもある。

「物忘れするようになった」
「物忘れできるようになった」
このニュアンスの違いがわかる人は老人力のついた人。

「僕には分散力がある」→「集中力がない」ということ
老人力をいいえて妙。
必ずしも集中力のない状態が悪いわけではない。
ときには分散力も必要な場面もある。
野球のチェンジアップみたいなものかな。


[No.741] Re: 老人力自慢 投稿者:男爵  投稿日:2011/12/24(Sat) 07:30
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> 老人力自慢

老人力vs不良中年
不良中年が勝新太郎、老人力は左ト全 うまいたとえ。

老人力はユーモアに近い、不良中年はもうちょっと切れ味が鋭い。
不良中年には世間の価値観をひっくり返すようなところがありそう。

老人力も不良中年も、いずれにせよ、世間的な価値観みたいな
ものから自由になろうというか、そこから外れようとか変わろう
というものがありそう。

価値観をひっくり返すという感じの不良中年に対して、
老人力の方は、知らないうちに少しずつずれてきている
というようなもの。 南伸坊説。