老人力自慢
書いた本人も出版社も あれよあれよという本の売れ行きに それではと読者の感想文やアンケートをまとめて 更に出版した本。 柳の下に....
「とりあえず大きい問題は置いといて」 とりあえずやれるところから 小さいところからチョコチョコとやっていく。 日本人の生活の知恵、論理的な西洋人からすれば 手ぬるいとか狡いということになりそう。
野球でも老人力が必要。 試合中、二死満塁という時など 監督がタイムをとって「力をぬいていけ」と 打者に声をかける。 が、若いうちはついリキんで平凡な内野フライになったりする。 力をぬくにも要領がいる。 老人になれば自然に力がぬける。 力をぬいていけ」→「老人力でいけ」 老人力とは心を白紙にする力でもある。
「物忘れするようになった」 「物忘れできるようになった」 このニュアンスの違いがわかる人は老人力のついた人。
「僕には分散力がある」→「集中力がない」ということ 老人力をいいえて妙。 必ずしも集中力のない状態が悪いわけではない。 ときには分散力も必要な場面もある。 野球のチェンジアップみたいなものかな。
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