絵入りで 読みやすいというか絵本みたいな本 最近はこの手の本が多くなった。
何が大事をみつける。 簡単(手短に)に伝える。 相手にとって何が大切かを考えて。 自分の視点と相手の視点は違うから。
大事なことは繰り返す。 言葉がそろうと議論が楽しくなる。 言葉は同じでも意味がずれていると議論がかみ合わない。
本筋からはずれますが、この本では下記のような例を紹介していました。 福島原発事故をめぐり震災2か月後にこんな騒動があった。 「原子炉停止のための海水注入が官邸指示で55分間中断された」 「いや、官邸から指示はしていない」 「原子力安全委員長が『再臨界の危険性がある』と言った」 「いや、そんなことは断じて言っていない」
またもや政府側の大失策だと連日メディアは大騒ぎ。 結局、発電所の現場の所長が独断で海水注入を継続していたと告白して この問題は即日、雲散霧消したのだが その前々日に、A新聞にこんな記事があった。 1面2面を使って、「言った言わない」論争を取り上げるなか このA新聞の2面の一番下に専門家の意見をそっと載せていた。 曰く、「勝負はついていた」「中断の影響はそれほどない」 それならそんなダイジじゃないことに、紙面をいっぱい書かないでよ と年間数万円ほ支払う一購読者として思った。 (おもしろおかしく書く新聞社。正確簡潔に書かずに小説のように盛り上げた方が売れると思っているのだろうか) 昨夜のテレビ番組で、福島原発事故のときの 総理官邸における内閣の対応や東京電力の応対の 再現番組であったが、やはり犯人探しはこれから話題になるだろう。 対応は良かったのか、まずかったのか。いけなかったとしたら、どうすべきだったのか。 テレビ番組の中で総理大臣は、こうなったのはこれまでの原子力行政と電力会社の対応によると述べていたが、それはそうとして、現状でどうすべきだったかという問題はあるだろう。 3.11以前と3.11以後 どちらも審査検証すべき問題であろう。
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