旅名人ブックスのシリーズ本の一つ
私としては フランドル地方の歴史からまず始めたいところだが そんなに詳しくは説明していない。
225ページにブルゴーニュ公国の領土の地図が載っている。 なんとここにはオランダ、ベルギーのほかにルクセンブルクや アルサス・ロレーヌのロレーヌ地方まで入っている。 (それは当然なのだが)
フィリップ美公がブルゴーニュの宮廷を 北フランスからフランドル地方に移したことによって ブルージュとブリュセルは豪華絢爛な都市へと変身した。
ヤン・ファン・アイク(1390年頃 - 1441年)初期フランドル派の画家。 ハンス・メムリンク(1435年 - 1494年)ドイツのゼーゲンシュクタット出身。フランドルで活躍。 ヒエロニムス・ボス(1450年頃 - 1516年)現在のオランダ(ベルギー国境近く)にあるス・ヘルトーヘンボスに生まれ、生涯を過ごしている。 ピーテル・ブリューゲル(1525/30年 - 1569年)生地はブラバント地方のブレダとする説もあるが、不明。アントウェルペン、ブリュッセルで活動した。 ピーテル・パウル・ルーベンス(1577年 - 1640年)ドイツのジーゲン生まれ(アントワープ出身の両親の亡命先)。イタリアで活躍した後、アントワープに戻って活動を続けた。 レンブラント(1606年 - 1669年)やフェルメール(1632年 - 1675年)は八十年戦争(1648年終結)後のオランダで活動しており、オランダ絵画とするのが妥当。
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