[No.2678]
紙芝居
投稿者:マサちゃん
投稿日:2015/11/27(Fri) 18:29
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戦前から戦後の昭和20年代にかけて、紙芝居やさんがいました。
ドンドンと太鼓の音、またはカンカンという木を叩く音がすると、みんな何時ものところへ駆けて行きました。
自転車の荷台に紙芝居の台を乗せて、町の要所要所を廻っての紙芝居やさんです。
紙芝居の舞台の下は、水飴やせんべいなどの駄菓子の引き出しになっていて、集まった子
供にそれを売っての商いでした。
時々、駄菓子を買わない子供を指さして、お前はいつも只見だな、たまには買えよと脅し
ていました。
僕は毎回只見だったけれど、一度名指さされなかった。
紙芝居の内容は、黄金バットが人気だった。ほかに少女向けの涙ものやサザエさんに似た
ものなど三本立てだしたっけ。