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[No.1045] きらきら星 投稿者:男爵  投稿日:2012/04/07(Sat) 06:21
[関連記事

きらきらぼし
http://www.youtube.com/watch?v=BIxxw06YhlE

Twinkle Twinkle Little Star
http://www.youtube.com/watch?v=yCjJyiqpAuU

中学生の時
英語の歌として習いました。

今も覚えているこの歌は
マザー・グースの中の
一つの歌だったんですね。


[No.1051] Re: きらきら星 投稿者:   投稿日:2012/04/07(Sat) 10:56
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 男爵さん、みなさん、

> きらきらぼし
http://www.youtube.com/watch?v=BIxxw06YhlE

Twinkle Twinkle Little Star
http://www.youtube.com/watch?v=yCjJyiqpAuU

> 中学生の時
英語の歌として習いました。

今も覚えているこの歌は
マザー・グースの中の
一つの歌だったんですね。

 いまは、孫らが幼稚園か、小学校で歌ってますよ。(*^_^*)


[No.1064] マザー・グース 投稿者:男爵  投稿日:2012/04/07(Sat) 12:52
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唐辛子 紋次郎さん   こんにちは

> 中学生の時
> 英語の歌として習いました。

この歌を教えてくれた先生は今も元気です。
たまにお会いします。

> 今も覚えているこの歌は
> マザー・グースの中の
> 一つの歌だったんですね。

マザー・グース研究者として有名な
鷲津 名都江の本を読んで
マザー・グースのことを色々知りました。

マザー・グースについてはのちほど....

というわけで
月の砂漠 小鳩くるみ
http://www.youtube.com/watch?v=ohTAutR2Szs&feature=related


[No.1107] Re: マザー・グース 投稿者:男爵  投稿日:2012/04/09(Mon) 08:31
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唐辛子 紋次郎さん   こんにちは

> いまは、孫らが幼稚園か、小学校で歌ってますよ。(*^_^*)

私が小学校の時覚えた日本語の歌詞は
武鹿 悦子のものではないようです。
この歌の日本語歌詞はいくつかあるようです。

> > 中学生の時
> > 英語の歌として習いました。

原詩を習ったのは中学校の時でした。

> > 今も覚えているこの歌は
> > マザー・グースの中の
> > 一つの歌だったんですね。
>
> マザー・グース研究者として有名な
> 鷲津 名都江の本を読んで
> マザー・グースのことを色々知りました。

そもそも
どうして
マザー・グースというのか。

英語圏の小さい子どもたちが読んだり遊んだり歌ったりする伝承童謡の総称を
概して、アメリカや日本ではマザー・グース(Mother Goose) と呼んでいる。
しかし
英国ではマザー・グースとは言わない。
ナーサリー・ライム(nursery rhyme)と言う。

マザー・グースとして我々がよく耳にするのは
 ロンドン橋、キラキラ星、メリーさんの羊
等であろう。

1765年ごろに出版された「マザー・グースの歌」は
ジョン・ニューベリーが51編のマザー・グースをまとめた本である。
この本がアメリカ版として出版され、アメリカでもマザー・グースが広まっていった。

ニューベリーが伝承童謡集にマザーグースという言葉を使ったのは
フランスの童話作家ペローが童話集を出版したが、その本の副題が
「ガチョウおばさんの話」となっていて
1729年に英訳されたとき、副題も"Mother Goose"という英語だったからである。

当時、フランスやドイツではガチョウをたくさん飼っていて
そのガチョウたちが畑を荒らしたり迷子にならないように番をしていたのは
たいていはお年寄りの役目だった。
だから、ペローの本で"Mother Goose"と英訳された"ma mere l'oye"というフランス語は
年配のガチョウ番のおばさんのことを指し、さらにそういうおばさんたちは
暇なときには近所の子どもたちに昔話や昔の歌を聴かせてくれたことから
「ガチョウのようにグワッグワッとおしゃべり好きで昔話をしてくれるおばさん」
というイメージをもつ民間伝承の言葉として、ヨーロッパにすでに定着していた。

イギリスでも、このペローの童話集によって、伝承のイメージとしてマザーグースと
いう言葉が結びついてなじみになっていた。
そこでニューベリーは、伝承童謡集のタイトルにこの言葉をうまくつかって
「マザー・グースの歌」をヒットさせたというわけである。

日本では、北原白秋の
『まざあ・ぐうす』 アルス (出版社)、1921年
が比較的早い紹介であるが
それ以前に
竹久夢二がすでに明治43(1910)年出版の詩画集「さよなら」に
明らかにマザー・グースを下敷きにした詩を二編入れている。

竹久夢二「さよなら」の冒頭の物語「少年と春」のなかで
母親が少年に詩を読み聞かせる話として
マザー・グース「誰そ、駒鳥を殺せしは?」を転用している。

あなたの膝の上には絵本がおかれ、悲しい悲しい話のところが開かれてあった。
それを母様が読んで下さる。それはもう前に百編も読んで下すった物語だったーー
その時の母様の顔色は沈んで、声は低く悲しかった。あなたは呼吸をころして
一心に聴き入るのでした。
 「誰(た)そ、駒鳥を殺せしは?」 Who killed Cock Robin?
  雀はいひぬ、「我ひそ!」と。 I, said the Sparrow,
 「わがこの弓と矢とをもて、 With my bow and arrow,
  我れ駒鳥を殺しけり」 I killed Cock Robin.
これがあなたの虐殺者といふものを聞き知った最初であった。
あなたはこの恐ろしい光景を残りなく胸に描き得たーーこの憎むべき矢に射貫かれた
美しい暖かい紅の胸を! この刺客の手に殪(たお)れた憐れな柔らかい小鳥の骸を!!

コミック本
萩尾望都 著『ポーの一族』(小学館、1972年-1976年)
にも「小鳥の巣」のなかで
「だれが殺したクック・ロビン」という歌が出てきます。

また
ギャグ漫画「パタリロ」第15作「パタリロ7世と8世」のなかで
「最近開発したクックロビン音頭だ」というセリフとともに
クックロビン音頭が突然登場する。

鷲津名都江:マザーグースと日本人、吉川弘文館(2001)

この本には
著者がむかしインタビューをした当時93歳の英語塾の先生吉田其枝のことを紹介していて
神戸女学院英文科卒の吉田其枝は幼稚園時に
アメリカ人の園長先生ミス・ハウから英語の歌を習ったと述べています。
 ミス・ハウは明治20年に35歳で来日した宣教師で
 彼女の編纂した「幼稚園唱歌」(1892)はマザー・グースと日本人とのつながりが確認されている最初の文献である。
 吉田其枝はたぶん日本人として最初にマザー・グースを歌った。

というわけで
花嫁人形 小鳩くるみ
http://www.youtube.com/watch?v=AGRhO-O9tqA


[No.1208] 小鳩くるみ「月の砂漠」 投稿者:男爵  投稿日:2012/04/13(Fri) 13:52
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> > マザー・グース研究者として有名な
> > 鷲津 名都江の本を読んで
> > マザー・グースのことを色々知りました。

というわけで
月の砂漠 小鳩くるみ
http://www.youtube.com/watch?v=ohTAutR2Szs&feature=related