| この部屋もあと十日あまり大勢の皆様が参加され、大賑わいになったことを感謝します。
 
 さて
 「音楽鑑賞に予備知識はいらない。よさを感じられれば十分」と
 よく言われますが、それはそれで正しいのですが
 一方では、特に日本人の場合は「クラシックはまず聴き方を勉強し、教養を身に付けてからのほうがよいのでは......」
 という声もあります。
 
 本当は中庸にあります。
 知識は感動を倍加させます。
 一方で音そのものから感動を受けないのなら音楽を体験する必要もないでしょう。
 感動すれば知りたくなります。 知れば感動が深まります。
 
 そういうわけで
 この機会に音楽に関する本をたくさん読みました。
 一部はここで紹介しました。
 
 おかげさまで勉強になりました。
 
 従来の西洋楽器の分類
 管楽器、弦楽器、打楽器、鍵盤楽器
 これは管楽器(楽器の形)、打楽器(奏法)のように分類の基準が明瞭でない。
 
 楽器の新しい分類法
 体鳴楽器、膜鳴楽器、弦鳴楽器、気鳴楽器、そして電鳴楽器
 
 茂木一衛:「癒し」を超えるクラシック
 
 この本に出ていたシューベルトの実らなかった初恋
 
 フランツ・シューベルト
 ・ミサ曲第1番ヘ長調 D105
 
 このミサ曲のソロを歌ったテレーゼ・グロープ
 二人は愛し合う仲だったが
 シューベルトは職が見つからず(テレーゼはシューベルトの就職活動の手助けをしたが)
 彼女は親の勧めるままに他の男性と結婚した。
 
 このミサ曲を探したが見つかりませんでした。ほかのミサ曲(たとえば6番)はあったのに。
 
 
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