けっして楽しい歌ではないが 印象に残る。
暗い日曜日
作詞:Javor Laszlo、作曲:Seress Rezső フランス語詞:J・マレーズ & F・E・ゴンダ、唄:Damia (日本語詞1:岩谷時子)
ttp://duarbo.air-nifty.com/songs/2007/09/post_c77a.html
> 1933年にハンガリーで生まれた伝説の「自殺ソング」です。 > ハンガリーでは、この歌を聴きながら、あるいは聴いたあとで自殺する者が続出したので、販売・放送が禁止されました。
> 発表から3年後の1936年、『暗い日曜日』は、フランスでシャンソンとしてヒットしました。作詞はジャン・マレーズとフランソワ・E・ゴンダで、実力派シャンソン歌手のダミアがロシアン・コーラスをバックに歌いました
この歌が暗いのは、当時の時代のせいだった。 > 時代の閉塞状況が主因と見るべきでしょう。 > 1929年10月24日のニューヨーク市場株価大暴落に始まった世界大恐慌は深刻化するばかりでした。ことに資本主義的基盤が脆弱だったハンガリーなど東欧諸国では、社会が疲弊し、混乱が高まっていました。
> 歌が発表された1933年1月には、ヒトラーがドイツの首相となり、翌年には総統兼首相となりました。ハンガリーの隣国オーストリアでも、ナチズムが猖獗を極めていました。 > フランスでこの歌が発表された1936年には、ナチス・ドイツが、第一次世界大戦の敗戦で連合国側の統治下にあったラインラントに進駐、新たな大戦の足音が刻々と近づいていました。
今の時代でよかった。 戦争はいやだ。
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