| > 白鳥(しらとり)の歌> 作詞:若山牧水、作曲:古関裕而、唄:藤山一郎
 > http://duarbo.air-nifty.com/songs/2007/08/post_4343.html
 
 > 古関裕而は日本語を大事にして曲をつけるのが上手。
 > プロになる前に、お寺のお坊さんと一緒に
 > 詩に曲をつける練習をしたようです。
 
 商業学校を卒業した古関裕而は
 伯父(母親の兄)の銀行で働くことになる。
 伯父の家は福島から東に20キロの川俣町にあった。
 
 その伯父の家の近くお寺があり
 その住職は文学青年で
 古関裕而が遊びに行くと古典文学の話をしてくれる。
 特に万葉集の話になると熱がこもり
 いつしか古関裕而も万葉の世界に引き込まれていった。
 
 そうして
 万葉集の歌に曲をつけるようになる。
 
 住職の好きな催馬楽にも曲をつけてあげると
 大いに喜ばれた。
 これらはとてもよい経験であった。
 
 これらの経験が若山牧水の「白鳥の歌」の作曲に役立ったわけである。
 若いときは何でも経験しておくものであると
 古関裕而は書いている。
 古関裕而:鐘よ鳴り響け(1980)
 
 というわけで
 長崎の鐘
 作詞サトウ・ハチロー  作曲古関裕而 歌藤山一郎
 http://www.youtube.com/watch?v=yzzF8QjMgq8
 
 この曲を聴いた永井隆博士から丁寧なお礼の手紙が
 古関裕而のもとに届いた。
 
 
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