[No.741]
朝比奈隆
投稿者:男爵
投稿日:2012/03/28(Wed) 18:59
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井上靖の序文がある。
なんと井上は朝比奈と一緒に京大文学部植田教授室に行き
二人とも一度も講義を受けないで卒論を提出して卒業を認めてもらうことを知る。
もっとも、井上は一年落第して卒業したことになり
朝比奈はすでに法学部を卒業していて学士入学なので特別扱いをされたのだろう。
(阪急に入社したのだが指揮者の道を歩むため退社して京大にもどった)
旧制東京高等学校高等科文科乙類では同級に日向方斎や清水幾太郎、宮城音弥、内田藤雄、平井富三郎、出淵国保がいた。
京大音楽部の指導者であるロシア人指揮者エマヌエル・メッテルを目当てとして
京都帝国大学(現京都大学)法学部に入学。
法学部在学中には同大学のオーケストラ(京都大学交響楽団)に参加し、ヴィオラとヴァイオリンを担当。やがて指揮をメッテルに師事した。
だから指揮者の道をまっしぐらに進んだことになる。