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[No.123] 音読もいいかも 投稿者:唐辛子 紋次郎  投稿日:2012/10/30(Tue) 15:55
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 音読の効能を説く人たちがある。一時、『声に出して読みたいシリーズ』というのが流行った。今は下火だが、音読は、やらないよりはずっといいはずだ。

 有名な解剖学者の養老さんも、音読の推進派だ。また、七田真さんは、短い落語や小話を音読するように勧めている。それを人前でやるのは、場合によっては、避けた方がいいかもしれない。落語の「寝床」のようになっても困る。

 きょう新刊本屋へ寄ったら、著者名(とにかく沢山本を書く人です)は忘れたが(これも、日頃、音読をしていないせいか!)やはり音読を勧める本が棚にあった。

 むかしは、寺子屋でもすべて音読だったよし。さらっと黙読するよりよほど、脳を使うのではないか? 


[No.124] Re: 音読もいいかも 投稿者:マーチャン  投稿日:2012/10/30(Tue) 17:25
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唐辛子 紋次郎さん

>  むかしは、寺子屋でもすべて音読だったよし。さらっと黙読するよりよほど、脳を使うのではないか? 

 そのようですよ。

 マーチャン曰わくーーー
 
 大きい声で、お腹から声を出して、はっきり発音することは、
 脳だけでなく、喉や顔の筋肉も鍛えられるので
 誤飲防止などの効果もあるそうです。


[No.125] Re: 音読もいいかも 投稿者:男爵  投稿日:2012/10/31(Wed) 06:52
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唐辛子 紋次郎さん、マーチャン

> >  むかしは、寺子屋でもすべて音読だったよし。さらっと黙読するよりよほど、脳を使うのではないか? 

>  大きい声で、お腹から声を出して、はっきり発音することは、
>  脳だけでなく、喉や顔の筋肉も鍛えられるので
>  誤飲防止などの効果もあるそうです。

頭にも身体にもよい音読
昔は音読だけだった。
みんなぶつぶつ声を出して本を読んでいた。

ヨーロッパ中世の図書館の図が残っている。
書籍には鍵がついていた。
その鍵ごと書籍を閲覧ブースに運んで、司書がまた鍵をかけ
閲覧者はそのブースに立って本を読んだ。
ところが、そのブースは互いに離れているだけではなく、ちょっとした衝立がついていた。
つまりみんながぶつぶつ声を出して読むから、互いの声がまじらぬように、邪魔にならないようになっていた。

いっぽう日本の「源氏物語」にも、公達(きんだち)と女御(にょうご)が二人うつぶせに寝そべって絵巻の詞章(ししょう)を読んでいる場面がある。
それを女房が几帳(きちょう)の陰から盗み聞きしている絵柄がある。
これは二人が声を出して絵巻を読んでいる証拠である。音読しているのである。
「夕霧」にも公達が読んでいる手紙を、女房が襖(ふすま)の陰で聞いている場面がある。
   松岡正剛:多読術  ちくまプリマー新書


[No.126] Re: 音読もいいかも 投稿者:唐辛子 紋次郎  投稿日:2012/10/31(Wed) 09:12
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  男爵さん、マーチャン、みなさん、

> > >  むかしは、寺子屋でもすべて音読だったよし。さらっと黙読するよりよほど、脳を使うのではないか? 
>
> >  大きい声で、お腹から声を出して、はっきり発音することは、
> >  脳だけでなく、喉や顔の筋肉も鍛えられるので
> >  誤飲防止などの効果もあるそうです。
>
> 頭にも身体にもよい音読
> 昔は音読だけだった。
> みんなぶつぶつ声を出して本を読んでいた。

  門前の小僧が、経を覚えてしまうのも、和尚が『音読』するため。
>
> ヨーロッパ中世の図書館の図が残っている。
> 書籍には鍵がついていた。
> その鍵ごと書籍を閲覧ブースに運んで、司書がまた鍵をかけ
> 閲覧者はそのブースに立って本を読んだ。
> ところが、そのブースは互いに離れているだけではなく、ちょっとした衝立がついていた。
> つまりみんながぶつぶつ声を出して読むから、互いの声がまじらぬように、邪魔にならないようになっていた。

  語学でも、歌にのせて覚えると単語のジェンダーなども自然と覚えられる。