さいきん、無駄をしないよう、殆どすべて完成品を買うことにしている。お節はセットを買うと高いので、ほっておいたら、長男の嫁が煮しめを届けてくれた。
餅はいちおう、1キロ入りを買って置き、パン焼きで焼く。膨れ上がってパンクしたり、ケッコウこれが多いのだが、中身が網にくっついて大変なことに成りがちだが、やはりこうして自分で焼くと、達成感があって、天下をとったような気分になる。
黄粉の買い置きがあれば、安倍川にするかとか、味付け海苔があれば、醤油をつけて海苔でくるんで食べる。お汁粉はあまりやらない。餅は好きなので、1キロの袋は、瞬く間に空になる。
二重丸は、昨年末に買った『お雑煮の素』で、これは良かった。二回くらいに分けて食った。いちおう、世間並みにお雑煮の顔をしている。落語流に言えば、『ようなもの』の範疇に入るのかもしれないが、ひとり者にはこれで十分だ。
「餅入お汁粉」と云うのは、『食わせもの』だった。餅入と云うので、あっしは買った頃から過大な期待をしていたが、顕微鏡を覗いてみても、どこにも餅らしいものはなく、強いて言えば、ふつうの大きさの餅を、家庭の鰹節削り噐で削ったあとの、削りかすのようなものが、たしかに、一枚は入っていた。
こんな紋では、マッタク食った気がしない。(-_-;)
むしろ、同じ金を出すなら、ローソンの「ビーフシチュー」の方が、ずっとましだった。210グラム348円の名に恥じない、なかなか立派な紋だったと思う。*
*(おことわり)あくまでも、個人の感想であり、公式の機関の認定したものではありません。
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