画像サイズ: 444×308 (33kB)かつて十一月の北京の郊外の団地で見た白菜の山。漬け物にするのでしょうか。韓国でも冬には各家庭でキムチを漬けるそうです。(キムチを漬けるのが上手なお嫁さん)白兎山人さんたちと韓国旅行をしたとき庭にキムチをつける壺が置いてあるのを見せてもらったことがあります。
白菜は明治に中国大陸から日本に持ち込まれたそうです。植えてみるとなかなか結球しない。しかも、アブラナ科の近縁種が近くにあるため交雑しやすくタネがとれなかった。(蕎麦も近くに近縁の蕎麦の畑があると交雑しやすいから、その蕎麦の遺伝子を守るため栽培地には苦労するそうです)そこで、仙台の農業研究所だった養種園では考えた末に松島湾内の離れ島である「馬放島」で、 隔離栽培を行い、やっと結球する種を確立したという。http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Forest/4179/hakusaiこのことは科学史家の板倉聖宣の本に詳しく書いてあります。http://blog.livedoor.jp/kkatase6591/archives/51146653.html彼によれば明治以前にも隣国の中国から当然日本に入ってきたはずで江戸時代にも白菜を植えたが失敗したのではないかと推定しています。実際畑に白菜を植えてもなかなか結球しません。買ってきた方が早い。めぐみさんならわかるはず。