夏子さん、 まやさん > 去年だったか、赤ちゃん連れの観光客かと思ったら、ワンちゃんが乗せられていました。 > ベビーカーのちょっと小型の感じで、あれは、たぶん小型犬専用の乗り物かと思います。 > > ひょっとして、正しい飼い方だったのかな?(^^;
私が紹介した本に出ています。
この直木賞作家は 犬用のバギーを通販で買います。価格は14800円。
なにししろ、愛犬をだっこして散歩すると 股関節にひびくのです。 バギーに乗せると、作家も楽だし、愛犬も楽しそう。
ところが それから一週間して 行きつけのペットショップに しっかりした造りのバギーが一台あるのを発見します。
「このバギーは人気商品でして、残すところこの一台だけになってしまいました」 店員から「最後の一台です」と言われて、とても迷うのです。 ためしに押してみると、車輪のすべりがとてもなめらかで軽い。 方向転換するにも、力をいらなくても、するりと向きを変える。 愛犬はなを乗せる台が、車輪の振動をもろにひびかせない。
考えるに 通販で買ったバギーは路面のでこぼこの振動がじかに はなにひびき、そのせいか バギーから降ろしたはなは、必ずといっていいほど玄関先の廊下でふらつく。 どうも乗り物酔いみたいな感じなのです。
作家も子どものころから乗り物酔いをするたちで苦しんだ経験があるから この高級バギーを買おうか買うまいか迷います。 なにしろこの人気のバギーは5万円といういい値段です。
結局、この作家は高価なバギーを買って、はなを乗せるのでした。
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