兎で思い出しました。 娘達が小学生低学年の頃です。 上の娘が何処からか小兎を貰って来ました。 真っ白で可愛くて文句無く家族の一員となりました。 みんなで可愛がりましたが暫くしていろいろ問題が発生しました。 ジュータンや壁布を齧りまくるのです。 アチコチにフンを撒き散らします。 どうしても我慢出来なかったのがオシッコです。 特徴の有る匂いです、それが長時間、家中に漂うのです。 半年くらい我慢した様に思います。 兎は躾が出来ないのです。 決断しました。 近くの山麓に有る大きな公園へ家族全員で捨てに行きました。 みんなで見守る中、芝生の広場から森の中へピョンピョンと消えて行きました。 滅多に泣かない娘達が深夜迄泣いていた姿を想いだすと今でも切ないです。
安房守
> 子どもにせがまれて > 兎を飼っていたことがあります。 > > 草はいくらでも近くにありますが > たまには川のそばや池の近くに連れ出して > 放し飼いにして草を食べされました。 > > あるとき、この兎も便秘になり > これは大変と知り合いの獣医学科の教授に電話したら > 人間に使う座薬でもいいと教えられました。 > > しかし、使い方がわからず > たまたま隣のアパートに獣医科の学生が数名いたので > 声をかけると来てくれました。 > > 「教科書のとおりだね」と彼らは > 無事処置が終わってから > 嬉しそうな会話をして帰って行きました。 > > そのうち > 長年飼っていた兎も死んでしまい > 市役所に電話したら > 焼却場に持って来ればよいというので > 段ボール箱に入れて持って行ったことがあります。 > > 動物を飼うのはいいのですが、死んだら悲しくなるので > その後は飼っていません。
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