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[No.78] 私の犬たち 投稿者:   投稿日:2013/03/11(Mon) 00:55
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私がこれまで飼ったと言える犬は5頭です。

 最初に飼ったのはアメリカン・コッカースパニエル(雄)です。名前は
「ベネディクティン・オブ・カマクラ・カナヤマ」でしたが、ブッチ―と
呼んでいました。鎌倉のブリーダーから4か月の幼犬を購入してきて13
年余り、訓練所にも入れて「チャンピオン犬」にした犬。

 次は横田基地の不要犬収容所からもらってきたベンジーそっくりな犬。
もらってすぐAから順に思いつく限りの名前で呼んでみて、Pで初めて反応
したので、パフそっくりな毛の感じから名前をパフィーに決定し、まる3
日かけて私のところで安心と思わせた、可愛い犬。

 次はパフィーと同居することになったアフガンハウンドのチャンピオン
犬。アメリカ人将校が飼っていたのを事情があって引き受けた犬で、名前
はタイホウ。これも訓練されていましたが、私のところにはすでにパフィー
がいましたので、しばらくしてから、アフガンハウンド好きな、飼ってい
た同種の犬と死別したという家族に飼ってもらいました。

 その後、パピーウォーカーをすることにして委託された盲導犬の赤ん坊
犬。これだけは女の子でしたが、1年で訓練所にもどり、福井の方の所で
お仕事をしたあとリタイア犬を世話してくださった家庭で永眠。

 それから、イングリッシュ・コッカースパニエルの不用犬を引き受けて
13年余りの別れまで一緒だったボブと名付けた犬。
 この犬がいたから今の隠居所に犬と一緒に入居したのでしたが、入居ま
もなく体力が尽きて永遠の別れになってしまって・・・悲しい思いをして
います。

 以上が私の犬との歴史(^_-) 今も犬を飼いたいのですが、残念ながら
もう年齢的に犬を飼うのは許されそうにありません。

まや


[No.85] Re: 私の犬たち 投稿者:夏子  投稿日:2013/03/13(Wed) 11:08
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まやさん

> 私がこれまで飼ったと言える犬は5頭です。

ほんとに、犬好きでいらっしゃるのですね。
好きなだけでなく、大切に育てられていると思いました(^^)v
幸せな犬たちです。

それにしても、ブランド犬ばかりで、さすが、と思いましたよ。

姿がすっと浮かんで来ない私が残念です(^^;

この近所でも、いろんなブランド犬らしきペットが飼われているのに、名前を
あんまり知りません(^^;

珍しいところでは、ライオンみたいなチャウチャウとか、でっかいセントバーナード
とかいましたよ。

ポインターは今も見かけます。昔、実家の祖父が猟が趣味で、ポインターを
飼っていたと聞きますが、物心がついた時にはもういませんでした。


[No.88] Re: 私の犬たち 投稿者:まや  投稿日:2013/03/14(Thu) 19:31
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夏子さん、コメント有難うございます。

> > 私がこれまで飼ったと言える犬は5頭です。
>

> ほんとに、犬好きでいらっしゃるのですね。
> 好きなだけでなく、大切に育てられていると思いました(^^)v
> 幸せな犬たちです。
>
> それにしても、ブランド犬ばかりで、さすが、と思いましたよ。

 最初に飼ったのは確かにブランド犬でしたが、あとのは不要犬を引き
受けて飼っただけかも?(*^。^*)

 まず犬を飼いたいと思ったとき、きちんと飼いたいと思い、大家さん
のお許しをいただいて、アパートの契約を変更してもらいました。
 それから、犬のためにしなければならないことを学習しました。まず、
どんな犬種の犬を飼うか、どんな犬を選ぶか、仔犬の育った環境を見る
こと、仔犬をいつ母犬から離すか、等々。

 そして母犬のもとで同胞と一緒に4か月くらいまで一緒に過ごしてい
るコッカースパニエルを念頭において、探そうと思っているときに偶然
にジャパンタイムズの「仔犬を売る」という広告が目に入ったのです。

 まさに時宜を得た広告でした。江の島近くのブリーダーの家まで車を
走らせたのが、犬との付き合いの始まりです。仔犬と一緒に「コッカー
スパニエルのすべて」という本を下さいました。

 それから教科書通りの犬との毎日。7カ月才で訓練に出しました。
愛玩犬を訓練に出すのか、と友人知人に笑われましたが、このとき4カ
月間の訓練をしてもらったことがとてもよかったと思います。しっかり
犬の飼い方を教わりました。それから、訓練で声服(声で服従)、視服
(目で服従)などができるようになりましたが、渡米の予定もあったの
で、英語も分かるようにと思い、バイリンガルにもしました。

 この犬は私と一緒にどこへでも行きました。犬が旅行について行く時
代ではなかったのですが、私と一緒にどこへでも行き、車の中で寝てく
れました。

 それでも犬の寿命は人間より短い・・・足に癌性のオデキができて、
医者の手当もダメで数年後に死別しました。火葬した骨はごく最近まで
私の書斎の棚に置いていたのですが、それを断念したのは数年前です。

まや (続く)


[No.89] Re: 私の犬たち 投稿者:まや  投稿日:2013/03/15(Fri) 11:06
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ブッチーを飼って知り得たこと:

 犬でも嬉し泣きし、人間のように泣きじゃくることがあるということ。
 
 その他、当然ながら:
 飼い主には絶対服従だし、言うことを聞く人間の相手には順序がある
ということ、等々です。

まや


[No.90] Re: 私の犬たち 投稿者:   投稿日:2013/03/15(Fri) 12:05
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二頭目と言えるパフィーを飼って知り得たこと:

 私のところで安心と思うまで丸3日、眠るのも食事をするのも私の膝の上
という状態で過ごしたあと、すっかり安心して「私の犬」になりました。

 それから三頭目と言える盲導犬の候補犬、ラブラドル・レトリーヴァーの
メス犬を飼うことに・・・「あなたはもう年だから犬を飼ってはいけない」
という母の言葉に従っていたのですが、盲導犬のパピーウォーカーなら一年
だから・・・と盲導犬の候補犬を飼うボランティアを申し出たのです。この
犬は散歩に出る前に排泄を家の中で済ませておかねばならないのが、従前と
は違うところでした。目の不自由な方と外出した場合に粗相しては困ります
から・・・それに長時間の外出にも我慢できるようにと思って散歩の時間も
長くとって排泄なしで歩きました。一年くらいたって盲導犬訓練所の方が迎
えにきて、覚悟はしていたもののあっけない別れでした。(続く)

まや


[No.91] Re: 私の犬たち 投稿者:   投稿日:2013/03/15(Fri) 16:19
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 その後、母の介護をすることになって、自分のイライラをなんとかしなけれ
ばいけないと思ったとき、偶然にもにもパソコン通信のニフティのボード上の
「あげます・ください」というページで「イングリッシュ・コッカースパニエル
をあげます」という書き込みがあったのが目にとまりました。

 いろんな条件が書かれていましたが、とりあえず犬を見に行くことにしまし
た。母に一日の休みをもらって、犬が飼われている房総半島まで車を走らせま
した。もう3歳になるという「ボーイ」と呼ばれたその犬は劣等生そのものと
言いたいような犬で、初めて見るEコッカーをもてあましそうでしたが、これ
がまた私のすばらしい慰め手になったのでした。

 ここで紹介した犬以外にも、お世話しただけの犬もいましたが、どの場合も、
犬は私の友で、元気なときの遊び相手、弱っているときの励まし手、病の癒し
手でもあったのでした。

まや