何かの小説に書いてあったのですが 二人で歩いていると 突然、雷に襲われ 自分ではなく相手に落雷したのです。 そんなわけで生き残った人が、運命の不思議さを思うのでした。
私は雷の経験はなく、せいぜい同じ市内の変電所に落雷して 停電になったくらいですが ある人から聞いた話では 山道で突然の大雨になって。雨宿りしようとふと見たら大木があったので その下にいたのですが、やがて雷が落ちてきそうな雰囲気になって もしかしたら、この木に落ちたら大変だと考えて別の木の下に移ったそうです。 そのとたん大きな音がして、まさしくその大木に落雷したのです。
木の幹は焼け焦げ、その焼けた樹皮の一部を持参してきて みんなに見せながら、落雷の恐ろしさを話してくれました。
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