私の好きな舞台・映画 
(期間:2013.9.1 - 2013.10.31)

みなさんは今までに観た芝居や映画に、たくさん思い出があるでしょう。
心に残る芝居、楽しかった映画
それから俳優や女優について思うことをどんどん書いてください。
もちろん最近見た芝居や映画、これから見たい舞台や映画も歓迎します。


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  • [No.248] 高峰秀子と黒澤明 投稿者:男爵  投稿日:2013/09/16(Mon) 07:52
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    昴さん、夏子さん、みなさん

    > > 今朝のラジオ「きょうは何の日」で「二十四の瞳」が封切られた日と言っていました。60年近く前になる
    > > んですね。木下恵介の名作、デコちゃん演じる若き女教師大石先生と12人の分教場の生徒たち。

    > 先生に引率されて団体で見に行った映画でした。時々、この団体鑑賞がありました。

    > 帰宅後、子供たちで「二十四の瞳ごっこ」をして遊びました(^O^)/

    > その後、テレビでも何回も見ました。これはやっぱり子供が見るより、大人が見た
    > ほうがよく分かる映画でしたね。

    大石先生の夫役だった天本英世はユニークな俳優でしたが
    ほとんどの人は気がつかなかったでしょう。

    柿の木に登って、柿を取ろうとして
    枝が折れ、落ちて死んでしまった大石先生の息子。
    食べ物が少なくて、空腹で、さぞ食べたかったろう。
    柿の木の枝は折れやすいので注意とは、よく言われます。

    > あれは松山善三監督の作品でした。さすが木下監督のお弟子さんだけあって、映画の
    > 雰囲気が似ていますね。ふっと、木下監督の作品だったような気がしていました(^^;

    少女時代の高峰秀子が主演の「馬」(1941年)という映画は名作ですが
    盛岡ロケや他の東北地方でも撮影しました、

    【監督・脚本】 山本嘉次郎
    【製作主任】 黒澤 明
    【出 演】 高峰秀子、藤原鶏太、竹久千恵子、
    丸山定夫、沢村貞子、小杉義男 ほか

    馬が好きで、身重の母馬を、そして生まれた仔馬を、懸命に世話する少女いね(高峰)。
    監督の山本嘉次郎が多忙だった為、実際にはほぼ全編、黒澤明がメガホンを取った。

    あるとき
    高峰が乗っていた馬が観客の何かの動作に驚いたのか
    突然走り出し、高峰は振り落とされそうになった。
    とっさに黒澤が馬の前に出て必死になって止めた。

    黒澤は撮影が終わると夜に脚本を書いていた。
    そんな黒澤のそばに行って彼の仕事をてつだったりした高峰は
    いつしか黒澤にひかれるようになった。

    黒澤が、高峰の母親に二人の結婚を願い出ると
    母親は「助監督ふぜいに娘はやれない」と断った。
    これに発憤した黒澤は世界のクロサワになったと言われている。

    高峰秀子の書いた本を読むと
    実際は、彼女の養父母が彼女は大事な金づるだったので
    相手が映画監督であっても結婚させたくなかったようである。

    これは
    乙羽信子の場合も同様で
    育ての親にとって、女優の娘は、金のなる木であるから
    娘の将来よりは自分たちの生活のほうが大事だったようである。

    こんな親の元にいたら自分の将来はないと考えた高峰秀子は
    パリに留学する。

    やっと親から独立することができた高峰のところに
    松山からのプロポーズが届く。
    質素な結婚生活だったという。


    [No.247] Re: 久我美子 投稿者:男爵  投稿日:2013/09/16(Mon) 07:18
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    さんらく亭さん、みなさん

    > 久我美子は近いうちの
    > あつかうつもりでした。

    久我美子は彼女を崇拝する俳優平田昭彦(東大出の美男子)と結婚しました。

    ゴジラの芹沢博士だった平田昭彦は
    兄が野田嘉幹監督で、その妻三ツ矢歌子は義姉にあたります。

    久我美子は華族出身の美人女優で、三ツ矢歌子は久我の上品な雰囲気におよばないのだが、いちおう義姉にあたります。
    (実際は久我のほうか年上です)

    http://www.mellow-club.org/cgibin/free_bbs/13-semi5/wforum.cgi?no=245&reno=159&oya=152&mode=msgview


    [No.246] 佐原健二/ラドン 投稿者:男爵  投稿日:2013/09/16(Mon) 07:09
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    佐原健二は 平田昭彦とならんで
    怪獣ものや特撮シリーズによく出てくる俳優ですが
    知っている人はオタクみたいな人でしょう。

    佐原健二の主な作品
    は映画なら「空の大怪獣ラドン」
    ですが
    テレビドラマでは
    「ウルトラQ」「ウルトラセブン」「西部警察」があります。

    本多猪四郎監督「空の大怪獣ラドン」
     ラドンは、阿蘇付近の炭鉱の坑道内で起った落盤の場所で、炭坑技師の河村が見たのは、巨大な卵から孵化した翼竜プテラノドンであった。
    そのラドンが食べるのは、巨大な古代トンボの幼虫・メガヌロンだった。
    (ゴジラの足跡から発見したトリロバイト:三葉虫といい、巨大ラドンの食べるメガヌロンといい、地質学的にはデタラメだ。ゴジラもラドンも恐竜の仲間だから中生代の生きもので、トリロバイトやメガヌロンは古生代の生物なのだ)

     河村繁(炭坑技師):佐原健二
     キヨ(五郎の妹):白川由美
     柏木久一郎博士(古生物学者):平田昭彦 → ゴジラの芹沢博士
     若い女:中田康子
     仙吉(坑夫):中谷一郎 → 風車の弥七


    [No.245] 平田昭彦/ゴジラ 投稿者:男爵  投稿日:2013/09/16(Mon) 06:12
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    「ゴジラ」 1954年公開

    この年の3月1日にビキニ島の核実験によって起きた第五福竜丸事件をきっかけに製作された映画。
    ゴジラとは、陸上のゴリラと海中のクジラという巨大動物の名前からとった。

    あらゆる武器をものともしないゴジラ、このままでは日本は滅びてしまう。
    天才科学者芹沢は、水中の酸素を一瞬にして破壊し、あらゆる生物を死滅させ溶解する「オキシジェン・デストロイヤー(水中酸素破壊剤)」を発明する。

    「オキシジェン・デストロイヤーは恐ろしい兵器になり得る。これを公表すれば第三の兵器として軍事利用されるかも知れない」として、芹沢はその製造秘密を誰にも明かさず、ゴジラとともに死んでいった。

    芹沢の態度は、アインシュタンたち物理学者が積極的に原子爆弾の開発に協力したため
    その後核兵器がとどまることなく拡散して人類を不幸にしていることへの批判であろう。

    山根恵美子:河内桃子
    芹沢大助(科学者):平田昭彦
    山根恭平博士(古生物学者):志村喬

    芹沢の婚約者の山根恵美子(河内桃子)はとてもきれいだった。

    芹沢を演じた平田昭彦は
    東京陸軍幼年学校、陸軍士官学校(60期)、旧制第一高等学校を経て、東京大学法学部政治学科卒。

    兄の小野田嘉幹が映画界に就職したこともあり、映画界への興味を抱き、大学在学中は新東宝で助監督のアルバイトをやっていた。

    端整なマスクと知的で気品のある雰囲気で、山口淑子の勧めもあって、俳優への転身を決意。1953年、東宝第5期ニューフェースとして東宝に入社。

    兄の小野田嘉幹監督の妻である女優の三ツ矢歌子は笑いながら
    平田は、久我美子に憧れて、どうしても久我と結婚したかったから映画俳優になったのだと
    テレビで語っていた。

    久我美子は華族出身の美人女優で、三ツ矢歌子は久我の上品な雰囲気におよばないのだが、いちおう義姉にあたります。
    (実際は久我のほうか年上)


    [No.244] 美空ひばり「鞍馬天狗」 投稿者:男爵  投稿日:2013/09/16(Mon) 05:18
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    鞍馬天狗 角兵衛獅子(1951)

    御用聞隼の長七に使われている角兵衛獅子の杉作と新吉が金を落して困っていた。
    杉作たちをかわいそうに思って、松月院の寺の前で覆面の侍が金を恵んでくれた。
    その金は角兵衛獅子がもらうような小銭ではなく立派なお金だったので
    長七は、その侍こそ鞍馬天狗だと松月院を襲った。
    杉作は自分を助けてくれた鞍馬天狗を短銃でねらう近藤勇の腕に思わずすがりつき天狗の命を救ったことから長七の折檻を受ける。

    小学生の時に一度見た映画だが、細かなところまで記憶しています。

    はかられて、大阪城の水牢に閉じ込められた鞍馬天狗は
    杉作の近藤勇への必死の訴えで、水牢から脱出できる。
    鞍馬天狗は、近藤からの果し状で東寺へ出かけ、二人は堂々と戦う。

    この映画では子どもや弱い者にやさしい鞍馬天狗に対する
    近藤勇のほうも情けもある立派な侍として扱われている。

    http://movie.walkerplus.com/mv27156/

     鞍馬天狗 嵐寛寿郎
     杉作 美空ひばり
     近藤勇 月形龍之介

    杉作をいじめるコワイ親方が加藤嘉だったとは。
     隼の長七 加藤嘉
     黒姫の吉兵衛 川田晴久
     西郷吉之助 三島雅夫
     井上幡摩守 進藤英太郎
     板谷伊賀守 有島一郎
        三島雅夫、進藤英太郎、有島一郎 みんな故人

    越後獅子の唄
    作詞:西条八十
    作曲:万城目正
    歌唱:美空ひばり
    http://www.youtube.com/watch?v=duZIoTPcMhY

    獅子舞や獅子がシルクロードを伝わって日本にやってきた歴史は
    狛犬などもふくめて資料を調べて本を書いている人もいますが
    省略します。


    [No.243] Re: ヴィヴィアンリー 投稿者:夏子  投稿日:2013/09/15(Sun) 22:54
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    おおっ、安房守さん、すご技を使われますねヽ(^o^)丿
    こんなの初めて見ました(^^)v 

    > もう一人と言うと、
    > ヴィヴィアンリー、かな。
    > 「美女ありき」の彼女にぞっこんでした。

    「風と共に去りぬ」ですね。ほんとにきれい!

    スカーレットのように、現実の彼女も自由奔放な情熱の女性のようですね。


    [No.242] Re: 二十四の瞳 投稿者:夏子  投稿日:2013/09/15(Sun) 22:45
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    昴さん、みなさん

    > 今朝のラジオ「きょうは何の日」で「二十四の瞳」が封切られた日と言っていました。60年近く前になる
    > んですね。木下恵介の名作、デコちゃん演じる若き女教師大石先生と12人の分教場の生徒たち。
    > 昭和の初めから終戦翌年くらいまでの激動の中、師弟愛が戦争・貧困などで踏みにじられて行く様を
    > 描いていて涙を誘われました。今でもいくつかの場面を思い出します。昴

    そうかぁ、もう60年近いのですか。思い返せば、私が小学校の時に、この映画を
    見ましたから、やっぱりそうなりますね(^^;

    当時、小学校は、映画を見に行くことを禁じていて(もっとも、親が、たまに隣の町
    に映画を見に連れて行ってくれましたが・・・(^^;)、「二十四の瞳」は、学校から
    先生に引率されて団体で見に行った映画でした。時々、この団体鑑賞がありました。

    帰宅後、子供たちで「二十四の瞳ごっこ」をして遊びました(^O^)/

    その後、テレビでも何回も見ました。これはやっぱり子供が見るより、大人が見た
    ほうがよく分かる映画でしたね。数ヶ月前になりますか、またやっていて、じっくり
    見て、感動を新たにしました。

    木下恵介監督は、再評価されているようですね。
    たくさんのいい木下映画を見ました。「喜びも悲しみも幾年月」も良かったですね。

    高峰秀子と小林圭樹が聾の夫婦を演じた「名もなく貧しく美しく」も良かったですが、
    あれは松山善三監督の作品でした。さすが木下監督のお弟子さんだけあって、映画の
    雰囲気が似ていますね。ふっと、木下監督の作品だったような気がしていました(^^;

    「カルメン故郷に帰る」は、テレビで見ました。

    高峰秀子と加山雄三の「乱れる」も良かったなぁ。義理の姉と弟の恋に胸がきゅんと
    なりましたっけ(^^;


    [No.241] ヴィヴィアンリー 投稿者:   投稿日:2013/09/15(Sun) 22:16
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    もう一人と言うと、
    ヴィヴィアンリー、かな。
    「美女ありき」の彼女にぞっこんでした。

    安房守


    [No.240] 北極点に達した女優 投稿者:男爵  投稿日:2013/09/15(Sun) 18:49
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    女優の和泉雅子は私の好きな女優であります。

    北極点に達した日本最初の女性ですが
    南極2回、北極に10回以上行っている。

      マコさん北極をゆく、テレビ朝日(1990)

    、1963年上映の映画「非行少女」(浦山桐郎監督)の主演での演技力が認められ
    エランドール新人賞や、モスクワ映画祭金賞などを受賞する。
    (本人によると、監督の注文が多すぎて怒り爆発、その演技が非行少女の演技と評価されたのだとか)

    私がよく見ていたのは「男の紋章」シリーズでした。
    高橋英樹と共演。轟夕起子が高橋英樹の母親役でした。

    舟木一夫との共演の
    「絶唱」(日活、1966年)も見ましたよ。
    もちろん、小雪役です。


    [No.239] カルメン故郷に帰る 投稿者:  投稿日:2013/09/15(Sun) 17:07
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    同じくデコちゃん主演、木下監督の「カルメン故郷に帰る」(51)は日本初の総天然色長編映画でした。
    高峰秀子演ずる陽気なストリッパーカルメンが里帰りして引き起こす珍騒動、浅間山麓に展開される
    ユーモアたっぷりの映画でした。デコちゃんの「煙突の見える場所」(57)も印象に残っています。昴


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