「黒いオルフェ」 マルセル・カミュ監督のフランス・ブラジル・イタリア合作映画。 1959年公開。
田舎から出てきたユリディスは、カーニバル見物のため市電に乗ってリオ・デ・ジャネイロへ赴く。
彼女は彼女を追う謎の男から逃げていた。 どうしてだろう?
彼女の乗っていた市電の運転手であるオルフェは歌とギターの名手である。 彼は従姉妹のセラフィナを訪れたユリディスと再会し、恋に落ちてしまう。 祭りの夜、姿を現した死を司る仮面の男に追い詰められ逃げ込んだ市電の車庫で高圧線に手を掛けたユリディスは かけつけたオルフェがスイッチを入れたために感電死してしまう。
彼女の死に悲嘆に暮れたオルフェは、彼女を求めて霊媒師から彼女の声を聞くが 「振り返らないで」という彼女の声にしたがわず おもわず振り返ってしまう。 http://movie.walkerplus.com/mv12897/
この映画の話には、ギリシャ神話 オルフェとエウリュディケ(ユリディス) の話が背景にある。
日本の古事記のイザナギ、イザナミにも同じような話があるのは不思議だ。
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