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[No.167] 安城家の舞踏会 投稿者:マサちゃん  投稿日:2013/09/11(Wed) 18:51
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 戦後、没落が確実となった華族安藤家。
財産を失い、屋敷まで手放さなければならないところまで追い詰められていた。
最後の催しとして華やかな舞踏会を開いた。
なんと、元雇っていた運転手が運送会社の社長になっていて、この屋敷を買い取るという。
当主の安藤忠彦は自尊心を微塵に砕かれてしまい、自殺を決心する。
舞踏会が済んで、忠彦がピストルを取り出したところを、次女の敦子が体当たりでピストルを取り上げて、電蓄(電気蓄音機)の中に隠し、父の忠彦とダンスを踊る。
回っているレコードと枠との間に隠されたピストルが印象的だった。
昭和22年作成の映画。
僕が中学生の頃の夏休み夜、小学校の校庭で観た映画です。


[No.174] Re: 安城家の舞踏会 投稿者:男爵  投稿日:2013/09/12(Thu) 13:13
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マサちゃん

>  戦後、没落が確実となった華族安藤家。
> 財産を失い、屋敷まで手放さなければならないところまで追い詰められていた。
> 最後の催しとして華やかな舞踏会を開いた。
> なんと、元雇っていた運転手が運送会社の社長になっていて、この屋敷を買い取るという。

つい、チェーホフの「桜の園」や太宰治の「斜陽」を連想します。

山梨県の貧しい農家の子に生まれた小佐野賢治は
華族から妻(堀田伯爵家出身)を迎えましたが
二人の仲は悪かったということです。