#432「望郷(ペペルモコ)」で
> YKOMAさん > > 終戦後のろくな食べ物もない、娯楽は映画しかなかった時代に見た > > この映画の鮮烈なラストシーンが忘れられない。 > まったく同感です。忘れ難きラストシーン、ベスト10を選ぶとすれば > 恐らくトップ3に入ると思います
と書きました。そこで思いつくままに、、、。順位は付けません。
・邦画では 「生きる」: 志村喬が雪の降る夜に公園のブランコに乗って「ゴンドラの歌」を口ずさむ場面。あれであの歌を憶えました♪
「幸福の黄色いハンカチ」: 高倉健と倍賞千恵子。クルマで走って走って・・・観客もハラハラドキドキしながら最後に黄色いハンカチの旗が翻るのを見て涙が出ましたよ(;_;)
・洋画では 「第三の男」: 冬枯れの墓地の並木道を遠くから歩いて近づいてくるアリダ・ヴァリを待ち受けるJ.コットンの前を無視して彼女が通り過ぎて行く長〜〜いシーン。ツィターの音色。
「シェーン」: ジョーイ坊やの ”シェーン カムバック!!”と叫ぶ声が耳に残る。テーマ曲の「遥かなる山の呼び声」が素晴らしい
「ひまわり」: スクリーン全体に拡がる、どこまでも続くウクライナの一面の向日葵畑にヘンリー・マンシーニのテーマ曲がかぶさって忘れらない場面です。ソフィア・ローレンもいいがリュドミラ・サヴェーリエワの美しさは衝撃的でした
「カサブランカ」: これは見所イッパイで語り尽くせませんが、ラストでラズロ夫妻(I.バーグマン、P.ヘンリード)を見送った署長がミネラルウォーターで乾杯しょうとしたがその瓶がヴィシー産と気がついてポン!と屑篭へ投げ捨てる場面。最初観たときは知らなかったがヴィシーはド・ゴール将軍が英国へ亡命したあとのナチの傀儡政権の本拠地ということで暗に反独魂を見せ付けたわけでした。
まだまだありますが、また気が向いたら。。。。
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