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[No.54] ペペ・ル・モコ(望郷) 投稿者:   投稿日:2013/09/05(Thu) 14:57
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 久しぶりに観ました。感動で胸がいっぱいです。ラストシ−ン、ジーンと来ますね。
やっぱり、ジャンギャバンは名優ですね。

 脇役陣も充実していて最後まで飽きさせない。スリマン刑事も良かったですね。献身的な女、イネスの、あの眼も忘れられない。

 家に、むかし買ったDVDがあったもんで。モノクロがまた、いいですね。いいモノクロ映画を見ると、色付きのが、急に安っぽく見えてきます。

 可愛がっていた手下の死と、突然現れて、パリの香りをふんだんにまき散らした美貌の女ギャビー、このふたつが、ペペの頭を狂わしてしまったのでしょうか。

 ギャビーもペペもパリで生まれ、小学校まですぐ近くだった。ギャビーもペペの魅力に取りつかれている。このところの設定もいい。

 仲間を裏切ったレジスへのリンチも凄惨だったけれど、ああいう裏社会では、あれ位規律を厳しくしないと、なかなかまとまらないんでしょうね。

 仲間の連れ合いで、太っちょの女タニアは、その昔シャンソンを歌っていてそれを作中で披露してくれるので、聴いていると、歌詞が面白い。アメリカには気の毒だけれど、みながアメリカがいい、いいというので、行ってみたけど、ろくな仕事にもありつけず。結局古巣のパリへ戻ったという、パリ賛歌のような内容だった。

 さすが、巨匠と言われたジュリアン・デュヴィヴィエが、メガホンを取っただけのことはある。(@_@。

 


[No.55] Re: ペペ・ル・モコ(望郷) 投稿者:ザックス  投稿日:2013/09/05(Thu) 15:08
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monjiroさん

私も取り上げようかと思っていました。

> やっぱり、ジャンギャバンは名優ですね。
>  さすが、巨匠と言われたジュリアン・デュヴィヴィエが、メガホンを取っただけのことはある。(@_@。

貴兄の書いた通りで付け加えることはありません。

 


[No.58] Re: ペペ・ル・モコ(望郷) 投稿者:男爵  投稿日:2013/09/05(Thu) 16:20
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monjiroさん、ザックスさん

> 私も取り上げようかと思っていました。

> > やっぱり、ジャンギャバンは名優ですね。

実は望郷は
外人部隊のところで
ちらっと取り上げたのです。
http://www.mellow-club.org/cgibin/free_bbs/13-semi5/wforum.cgi?no=23&reno=22&oya=22&mode=msgview

作詞:大高ひさを、作曲:久我山明、唄:エト邦枝
「カスバの女」
で連想するものですから。
http://duarbo.air-nifty.com/songs/2007/07/post_0172.html

ペペ・ル・モコ(望郷)
 ギャビーは、ぺぺが射殺されたと刑事から聞かされ、傷心のまま、帰国するために港に向かう。
 しかし、それはぺぺをカスバからおびき出すための刑事の策略だった。

頭のいい刑事 ある意味では悪辣。


[No.67] Re: ペペ・ル・モコ(望郷) 投稿者:唐辛子 紋次郎  投稿日:2013/09/05(Thu) 21:35
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 男爵さん、みなさん、こんばんは。(^_-)

> > 私も取り上げようかと思っていました。
>
> > > やっぱり、ジャンギャバンは名優ですね。
>
> 実は望郷は
> 外人部隊のところで
> ちらっと取り上げたのです。
> http://www.mellow-club.org/cgibin/free_bbs/13-semi5/wforum.cgi?no=23&reno=22&oya=22&mode=msgview
>
> 作詞:大高ひさを、作曲:久我山明、唄:エト邦枝
> 「カスバの女」
> で連想するものですから。
> http://duarbo.air-nifty.com/songs/2007/07/post_0172.html
>
> ペペ・ル・モコ(望郷)
>  ギャビーは、ぺぺが射殺されたと刑事から聞かされ、傷心のまま、帰国するために港に向かう。
>  しかし、それはぺぺをカスバからおびき出すための刑事の策略だった。

 男爵さん引用のサイトの書きようは、フランス映画マニア向きでなく、あまりにも説明が多すぎるように感じました。落語でも話す方が、いちいち解説していたら、聞く方は詰まらなくなってしまいませんか。パリのムーラン・ルージュまでも一々辞書で調べて、初めて知るような人たちは、映画そのものを一度も見たことのないトーシロではありませんかね。(^_-)
 
> 頭のいい刑事 ある意味では悪辣。

  というより、スリマン刑事と云う男が、やつらの巣窟にまるで仲間ででもあるかのように、始終出はいりしていたのはフシギでした。なにか、ペペが一番警戒すべきサツの人間に気を許しすぎていたような気がします。死んだ手下の若造も、大した働きもないのに、古手を差し置いて、とてもとても可愛がっていたし…。

 ある特定の人間を贔屓するというのは、もう理屈じゃないんでしょうな。それでも、あの辣腕刑事だって、すぐにペペを捕まえたわけじゃなく、ペペの逮捕には何年も何年も、掛かっているはずです。


[No.623] 「カスバの女」 投稿者:男爵  投稿日:2013/10/19(Sat) 10:53
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> 作詞:大高ひさを、作曲:久我山明、唄:エト邦枝
> 「カスバの女」
> で連想するものですから。
> http://duarbo.air-nifty.com/songs/2007/07/post_0172.html

「カスバの女」を藤圭子が歌っていました。
http://www.youtube.com/watch?v=UXktb1iW9Lc
藤圭子の追悼番組をラジオ深夜便でしていたとき
この歌を聞きました。

これも雰囲気が出ていると思います。