画像サイズ: 800×600 (70kB) | > 「バルトの楽園」(バルトのがくえん) 公開 2006年 > > 第一次世界大戦中の徳島県鳴門市の板東俘虜収容所が舞台で > 収容所所長・松江豊寿の活躍や、俘虜となったドイツ兵と地元の住民の交流などを描いた作品。
この映画は上京していたとき 探して品川のホテルの裏の映画館で見ました。 http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=6244
そのあとは ドイツ行きの飛行機の中で見ました。 二度見ると、最初は気の付かなかった点もわかりました。 > 松江は俘虜に対し人道的な扱いを心がけ、俘虜による楽団がベートーヴェン「交響曲第9番 歓喜の歌」を日本で初めて演奏した。
会津出身の松江豊寿は 戊辰戦争の敗戦後、青森県下北半島の斗南藩に移住した会津藩士たちの苦労を知っていたから 敗戦で捕虜となったドイツ兵たちの辛さや悲しさを推察できたのです。 松江は「ドイツ兵も祖国のために戦ったのだから」と敬意を表し、「武士の情け」を口癖にし、俘虜を信頼した自主性を尊重する寛容な態度を貫きました。
のちにドイツに帰った兵士たちは、板東での生活はよかったと懐かしんだといいます。
松江はのちに会津若松市長となります。
http://www.city.aizuwakamatsu.fukushima.jp/j/rekishi/jinbutsu/jin01.htm |