メロウ倶楽部担当者様
> 後者については、総務省のご依頼に応えての初めての試みでした。シニアの情報 > 通信機器に関する生の声をお伝えすることができたでしょうか? 少しでもお役 > に立てば嬉しく思います。まとめられたものが白書として発表されるのを楽しみ > にお待ちしたいと思います。
総務省の依頼でしたか。とあれば、フト思ったことを書かせてください。 メロウ倶楽部が今日あるのは、その前身のFMELLOW(私はごく初期の会員 で、出発点がMITIかどこかの後援で開設されたくらいしか知りませんが、パソ コン通信と言っていた時代に当時の通信会社4社にシニアの通信クラブのようなも のの開設依頼があったのかな? 通信といっても国内だけで、国外とはコンピュー サーブを使うことになっていました。 とにかく、その国内4社の通信システムのうち、ニフティサーブのものだけが残 り、インターネット時代に移行するのに伴ってFMELLOWがメロウ倶楽部とし て再編成・独立組織になったのです?・・・まだ当時の重鎮が何人もおられますの で、間違いはご訂正ください。)
いずれにしても、このFMELLOWという10年以上にわたる歴史があったか らこそ、今日のメロウ倶楽部が存在しえているのです。FMELLOWは設立後ほ どなく(政府の関係筋から)独立して、ニフティサーブの1フォーラムとなったの ですが、この時代の幹部の私利私欲のない10年余の運営実績と基礎があって初め て今日の「メロウ倶楽部」があることを忘れてはならないと思うのです。
私自身は翻訳を仕事にしていたのですが、諸外国のことを知りたくても資料がな くて困り果てているとき、英語関連の雑誌社の会で講師が「やがて一羽の小鳥でも 姿だけでなく鳴き声まで画面に映し出すことができるようになる」というのを聞い て、ちょうど始まったばかりのパソコン通信を開始したのでした。1988年のこ とです。
それから、ワープロ(パソコンだけでなく)でも通信機能を持たせれば通信でき るパソコン通信の時代を経てインターネット時代へ移行していき、PCでの通信が 主になってきたのです。シニア(一般)にはワープロにインターネットができる機 能を持たせるだけでよかったのに、というのが私の感想です。
まや
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