[No.34]
SIMフリーのミニタブレットと格安SIMカード
投稿者:GRUE
投稿日:2014/01/08(Wed) 16:13
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皆様、こんにちは、
> 3.今後の計画
>
> 実は、1でも書きましたが、Googleのミニタブレット(7インチ)
> 最新機種Nexus7(2013モデル)LTE型を昨年11月に購入しました。
>
> これは、SIM(ロック)フリーの機種で、これと格安SIMカードを
> 購入して挿入すると、月1000円程度で使える。
> 私が永年待っていたもので、欲しい条件をほとんど満たしている。
>
> これによってがらりと私の通信環境が変わるので、これは別途報告させて
> いただきます。
と書きました。それについての実施報告です。昨年11月以降の経験です。
私の感想ですが、この方式は、今後の通信環境、特に戸外での通信環境に、大変
大きな影響を及ぼすと思えます。2年縛りなども激減するかもしれません。
最初のポイントは、電話機能とインターネット機能を分離することにおきます。
これを同一機種に入れたがために、常時接続を要求され、料金が高くて電池が
1日も持たない状況になってしまっていると考えるからです。
この報告は別の場所(非公開の場所)にされたのですが、少し手直しをして報告
させていただきます。
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SIMフリーが日本でもこの2,3ヶ月で急展開してきたと感じ
ます。典型的な例を挙げると、
9月13日 GoogleがSIMフリーミニタブレット「ネクサス7」
(Wifi+LTE)を発売した
11月22日、アップルが、SIMフリーのスマホiPhone5s/cを
日本国内で直販開始した。 → 多分タブレットiPadも少し遅れて続く?
実は、この流れは私はじっと待ち望んでいたことでした。
現在のモバイルの状況には大きな不満がありました。自宅内では光回線
で不満はない。デスクトップ(大作業)、ノート(小作業)、iPad(主に
閲覧)で対応。問題はモバイルの通信環境にありました。
1.モバイルの通信方式が複雑すぎる。
1)電話 LTEなど不要で3Gで十分、電話だけなら遅いのでいい
これは常時電源オンで使用
2)インターネットのためは早いのが欲しい、LTE
これは、使いたいときに電源オンでいい
無線はWifiだけでは不十分、で、モバイルルーターが必要
など。とにかくうまく使い方ができない。
2.料金が高すぎる LTE又は3G付きのスマホ、又は、タブレット
は、割引無しで月に約7千円。家族が多いと人数分倍(もっとも
家族割引とかあるが)
SIMフリー化はこの問題を大幅に改善してくれそうなのです。
それについての実施経験報告です。
代表例として、GoogleのSIMフリーミニタブレット(7インチ)で
最新の機種(WiFi+LTE機能付き)を選択しました。
(他にもいいものがありますので、一つの例して受け取って
ください。)
SIMはまだ挿入せずに、各種の設定を行いました。
基本の設定やアプリのインストールなどのほとんどのことが
自宅のWiFi環境でできます。これで、1、2日かけて、その
使い方を経験したところで次のステップに入りました。
格安SIMフリーカードを購入するのですが、この手のカード
は一杯あります。調べた上で、BICSIMというのを購入
しました。(この手のSIMカードも選択に迷うくらい多数ある。)
購入日12/15から翌月末まで使えますが、初期の設定料が
入っているので、3150円でした。
(なお、これはIIJmio系のサービスです)
契約タイプは、もっとも下の945円/月(LTEは500
MBまで、3Gは制限がない)
注: このカードはNTTドコモの通信環境で使える。
LTEとはXi(クロッシーのこと)
3GはFOMAに相当する。
競合させたもう一つは、最近Biglobeが出したものです。
まあ、BICSIMの方が経験が一杯ありマニュアルも多く、使い
やすそうなのでこれにしたのでした。用途に応じての選択になる
でしょう。
設定は、難しくなく、マニュアルに沿ってやればできる。
問題は、新しいミニタブレットなので、どこに何がどうあるか。
これは勉強しながら慣れていくしかない。いつものこと。
迷いながらやりましたが、どうやら、見えてきたことを報告
しておきます。
繋がると、無線回線は、
LTE、3G と WiFi回線の3つの無線電波を検出している。
(ミニタブレットのトップの表示で分かる)。
例えば自宅内で強いWiFi電波があるとこれが優先して繋がるよう
である(これはありがたい)。
外に出て、WiFIがなくなるとLTE/3Gに繋がる。ここで問題
である。特に高速のLTEは必要なければ使いたくない。
(使用量制限、こでは500MB/月があるので。)
3Gで十分な場合、LTEをオンオフするスイッチが用意されて
いるので、それをオフにしておく。
高速な環境が必要な時、スイッチ一つでLTEに切り替える。
一方、町中に入って、駅やコーヒショップに入ると、WiFi環境が
ある場合がある。その場合、自動でWiFiに切り替わる。
という訳で、普段はLTEはオフしておけば、無駄にLTEを
使うこともない。WiFiと3Gが自動で切り替わることになる。
なお、動画、YouTubeや、アプリのインストール、ファイルの
ダウンロードなどのパケット使用量が大きい作業はWiFi環境で
やることを心がければよさそう。
また、3G環境でも、メロウ倶楽部の会議室の読み書きくらいでは、
十分速いことがわかった。
月にパケット500MBでどこまでやれるかはしばらく使ってみな
いと分からない。
次に、テザリングはやってみた。これはOK.つまり、このミニタ
ブレットがモバイル無線ルーターの代わりになった訳です。
なお、カードにSMS機能付きのものとそうでないものがあるが、
付きのものを買ってみた。同じ3150円だが、翌々月以降の
料金が945円ではなく147円プラスになる。
これでSMSメールは使えることになっている(これは、LINEを
使う時必要になる)
又、普通の音声電話は使えないが、IP電話は使えるようである。
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結果は大変満足です。電話機能を分離したのは正解と思います。
文字の大きさ: ミニタブレットはシニアにとってギリギリの大きさ
と思います。片手に乗せて操作できて、かつ字も読める。
この写真を後で載せますが、かなり横長です。これがよくて、
横向きにして使うと、結構字が大きくなります。シニアのとって
これは大変重要なことです。
電池: 電話機能がないので、使用しないときは電源オフできる。
で、何日か保つ。充電間隔が長くなる。
回線接続: WiFi無線ががあればそれに接続。
WiFiがないところでは、4GLTEと3Gとを選択。
メロウ倶楽部の読み書きなどでは、3Gで使う。
3G/4Gはドコモの回線なので、ほとんどどこ
でも繋がる。これは嬉しい。
テザリング可能: これは、このミニタブレットがモバイルWiFi無線
ルーターとなったことを意味する。
書き込み用キーボード:付属のものはソフトウェアキーボード。これは
かなりストレスになる。別途、無線(Bluetooth)のキーボード
を購入(3150円)。これは相当に楽。会議室書き込みくらい
ならそれほど苦にならない。
料金:これだけの機能を有していて、維持費は月約1000円
短所:4GLTE(Xi)の月の契約データ量制限が500MB.
4GLTEの使用を注意して行う必要がある。何度も書くが、
メロウ倶楽部の会議室の読み書きでは3Gで十分なので助かる。
500MBを越えても、3Gでの使用は保証されている。
YouTube、動画、アプリのダウンロードなど大量のデータを転送
するものは、WiFi環境で行うようにすればいい。
というように、私の外出使用での条件をほとんど満たしている。
皆様はいかがお考えでしょうか? 次の計画で悩まれている方は、一応
検討の候補に入れてみてください。
ミニタブレットの実写真は後でアップします。