戦後、生産ラインのオートメーション化が一段落すると、次は、オフイスオートメーションの時代になり、 事務系の人たちがヒーヒー言いながら「コンピューター」の勉強に取り組まされていました。 1970−80年代には、鉄道の自動改札、銀行のATMも普及して、いよいよ消費者も「自動化」に付き合わされることになりました。 1905年生まれの母も、そのひとりでした。 はじめて「自動改札」を通り抜けたときは怖かった、と言っていました。 また、ATM機の前に並んで順番を待っているときは「ちゃんと操作ができるか」が心配で緊張したそうです。 しかし、そういう先輩たちの努力で、鉄道会社も金融機関も合理化を進めることが出来たのでしょうね。 そして今度は、今のシニアがデジタル機器と苦闘する時代になったのですね。 さて、次の世代には、なにが待っているのでしょうか。
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