若い時から「ひとり旅」が好きだったのですが、当時は「海外のホテル等を予約する」なんていうことはなかなか大変でした。 どうしても予約したいときは「国際郵便」で予約をして「返事を待つ」しかありませんでした。
そのうちに、海外へもファックスが送れるようになりました。ありがたかったです。ただ、一つの問題は、家庭ではファックスの返事は電話器から受け取らなくてはならなかったのですが、時差の関係で真夜中に電話が鳴り家族のひんしゅくを買うことでした。
20年くらい前でしょうか。当時のパソコン通信で「メール」が送れるようになったのです。普通の人にとって、郵便→電報→電話と進んできた「マン・ツー・マン」の情報手段が革命的に変わったような気がしました。 そのうちに、LINE や Facebook からもメッセージが送れるようになり、文字を使った情報連絡が普及してきました。 いまは、海外や遠隔地に住む方への連絡手段としてばかりでなく、隣家の奥様への連絡にもメールなどを使っています。そうすれば「もう寝ていらっしゃるのではないかしら」などを気にしなくても済みますし、先方もメモを取らなくても済みます。また「そう言った・そうは言わない」でもめることもなくなりました。
いま、ハイ・シニアの世界には、ガラケーやスマホからのメールも含めて「メールの使える方」と「使えない方」の二種類の方が存在します。「お茶の会」や「クラス会」の幹事さんは、少しでも前者の比重が高まってくることを期待しています。 使わない方は「なんでそんな面倒なものを使わなくてはならないの」と言っておられますが。
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