皆さん、こんにちは。
私は、認知症の知識を習得することを心がけています。 予防対策の参考になるし、認知症患者を理解することが出来るからです。
認知症には、原因ごとに多様な症状があります。 症状によっては他人に迷惑を及ぼしますし、判断能力が不足して悪意ある人から財産を詐取されたりします。 從って、身近に信頼できる人が居ない場合には、健康なうちに事前の対策が必要です。
具体的には、成人後見人を契約したり、信託銀行と財産管理契約することです。 また、エンディング・ノートを作成して、病状に対する処置範囲を明記して置くことも必要でしょう。 例えば、まだらぼけが進んだらグループ・ホームへの入所を希望するとか、暴力行為が出る状態では精神病院へ入院するとか・・・
心配すれば限りがありません。 然し乍ら、10年後には、高齢者人口が倍増するので、全国で700万人の認知症患者が予測されています。 この数値は、65歳以上の高齢者の5人に1人が罹患することであり、いくら予防に心がけても20%の確率で自身にも危険が迫っていることです。
***彦市***
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